知識の定着を図るには「アウトプット」が重要!各種機能と施策をご紹介します

学んだ知識を定着させるには、インプットに加えてアウトプットも重要であることはご存じの方も多くいらっしゃるのではないかと思います。アウトプットとは、インプットした知識を文章にまとめる・人に話す・実務で活用する等を指し、アウトプットを行うことで知識の定着率は飛躍的に向上すると言われています。今回は、GLOBIS学び放題の機能を活用したアウトプットの促し方をご紹介いたします。

アウトプット機能<コメント投稿>

コース修了後に学んだ内容を振り返り、自分の言葉でまとめることで知識のアウトプットを促すことができる機能です。コースの視聴が終わると、コメントを投稿するための画面が表示されます。

記載したコメントはほかの受講者にもシェアされるため、「いいね」がもらえることで学ぶモチベーションに繋がったり、他者のコメントを閲覧することで他者の学びの視点から新たな気づきを得ることもできます。

活用方法

予め受講者に各コースを修了する度にコメントの投稿をするよう促すことで、インプットとアウトプットのサイクルを最短で回すことができるようになります。コースを見終えた直後に分かったと思っていることも、言葉でまとめてみることで自分の理解度を振り返ることに繋がります。

※受講者が記載したコメントは、管理画面の「分析する(β版)」にて、個人を特定できない形でダウンロードすることができます。

アウトプット機能<マイノート(β版)>

コースの途中でノートを取るようにメモを残すことができる機能です。

マイノート(β版)機能は、受講者個人の学習の利便性を向上するための機能であるため、記載内容等の管理はできません。しかし、動画を見るだけよりも、メモを取りながら見る方が理解が進み、振り返りもしやすくなりますので、是非受講者の皆さまに活用をおすすめください。

※対応可能なコースから順次リリースしております。

 

アウトプット機能<理解度確認テスト

初級/中級のコースで、動画視聴後にある理解度を確認するためのテストです。基本的な内容の復習だけでなく、発展的な問題で知識を正しく使えるかどうかも受講者自身で確認できます。回答を誤った設問は関連するセクションの再視聴を促され、正解するまで解きなおすことができます。

理解度確認テストがついているコースは理解度確認テストの完了/未完了によって視聴状況のステータスが以下のように区別されております。

理解度確認テストの有無による視聴完了後のステータスの種類

※コース毎の理解度確認テストの有無は開示しておりません

活用方法

理解度確認テストがついたコースの受講を推奨したり修了要件として設定する場合は、理解度確認テストを全問正解するところまでを課すことをおすすめします。これにより知識の定着を図る運用・設計にすることができます。

アウトプット機能<GLOBIS 学び放題 ドリル>

ビジネス知識の腕試しができるドリル形式のコースです。問題は全部で10~15問、9つのカテゴリ毎に関連するコースから出題されています。

例)

GLOBIS 学び放題ドリル ~思考・コミュニケーション編~
https://unlimited.globis.co.jp/ja/courses/4286f068

GLOBIS 学び放題ドリル ~マーケティング編~
https://unlimited.globis.co.jp/ja/courses/b797519b

活用方法

これらの「GLOBIS 学び放題ドリル」のコースは、管理者の皆様から受講を推奨したり修了要件とすることで、「理解度確認テスト」つきコースと同様に知識の定着を促す仕組みとして運用・設計をすることができます。

「GLOBIS 学び放題 ドリル」の活用方法はこちらでもご紹介しています。

 

更に効果的に活用する<カスタムラーニングパス機能>

これらのGLOBIS学び放題の機能を受講者に活用してもらうには、管理者の皆さまからの情報発信が不可欠です。その際に便利な機能である「カスタムラーニングパス機能」を使ったアウトプットの促進方法をご紹介します。

「GLOBIS 学び放題ドリル」コースや「理解度確認テスト」付きコースを組み合わせてカスタムラーニングパスに設定することで、受講画面上で管理者の皆さまからの学習の指示・推奨を受講者に伝えることができます。

「カスタムラーニングパス」の作成方法について詳しく知りたい場合はこちらの記事から

更に、カスタムラーニングパスに登録するコースの順番を工夫することで、更に効果的にご活用いただけます。

①「GLOBIS 学び放題 ドリル」コースをカスタムラーニングパスの最初のコースに設定する

受講者に最初に「ドリル」コースを受講してもらうことで、自身の現状の理解度の把握に繋がり、その後の関連するコースの視聴を促すことができます。その際に理解度確認テストが付いているコース

を設定すれば、理解度確認テストで再び理解度を確認することができ、更なる知識定着に繋がります。

※「GLOBIS 学び放題 ドリル」は正解した問題を再度解くことはできません

②「GLOBIS 学び放題 ドリル」コースをカスタムラーニングパスの最後のコースに設定する

受講者に学んでもらいたいコースからカスタムラーニングパスに設定し、全て視聴を終えた状態で最後に「GLOBIS 学び放題 ドリル」を受講してもらうことで、これまで学んだことの総復習や知識の定着度合いを受講者自身で確認できるようになります。全問正解は簡単ではありませんので、不正解のコースを見直すことで、更に学びを深めることに繋がります。

※現時点では管理画面で「GLOBIS 学び放題 ドリル」が全問正解したかどうか(修了済かどうか)は確認いただけますが、正答率等の詳細は確認いただけません

 

その他、機能としてではございませんが、以下のような方法もご紹介させていただきます。

①グロービスで提供しているアセスメントサービスをご利用いただく
アセスメント・テスト「GMAP」

②リアルな場でのアウトプット施策を実施する
「学びのアウトプット施策によって、より効果的なe-learningツールの活用促進をしましょう」

 

いかがでしたでしょうか。

導入を成功に導くためには、導入前の運用設計の段階でどのように受講者の学びに伴走していくか、様々なしかけや施策を検討し準備しておくことがとても大切になってきます。

「GLOBIS 学び放題 ドリル」コースや「理解度確認テスト」が付いたコースもご活用いただき、自社のGLOBIS学び放題導入の目的・ゴールに沿って、受講者そして管理者の皆様にとって最適な運用設計を検討していただければと思います。

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