公募の成功に向けた応募・学習を促すための施策とは?

1.応募・学習を促す施策の考え方

公募とは「応募するか否か・何を・どのように学ぶのかについて、社員が自らの意思で決めることが出来る仕組み」です。

そのため、応募する・学習するという2つの行動を自らの意思で起こしてもらうために必要な働きかけを戦略的に設計/実行すること、つまり「期待に沿った応募人数」と「期待に沿った学習」の2つを達成するための施策を講じる必要がございます。

それぞれ異なる行動を促すようにも見えますが、実はこれら2つの施策における考え方や具体的な施策は共通しています。

それは、応募/学習を促す施策のどちらにおいても、社員が自ら「やってみたい」「やらなければ」と思うことが、行動につながる、という点です。応募/学習を促すタイミングのそれぞれで社員に「やってみたい」「やらなければ」と思ってもらうことが重要なのです。

 

2.応募・学習を促すために行うべき3つの施策とは

応募/学習を促すために共通して行うべき施策は以下の3つです。

 

【応募・学習を促す施策】

①学ぶ必要性や会社からの期待を伝える
②公募、GLOBIS学び放題の認知を拡大する
③一人ひとりの学習意欲を喚起する

 

それぞれの施策について詳しくご紹介いたします。

 

①学ぶ必要性や会社からの期待を伝える

一つ目の施策は、学ぶ必要性や会社からの期待を伝えるということです。

なぜ自分が学ぶ必要があるのか、会社は自分に何を期待しているのかを多くの社員が認識することで、公募の機会を自分事化して捉えることができます。だからこそ実施いただきたい施策です。

 

————————————————————————————————————————————-

【具体的な施策例】

 ・階層別/役職別の求める人材像・人材要件を決める
 ・人材要件をいつでも誰でも簡単に見られるようにする

 ・評価における基準を明確にする
 ・自律学習・スキルアップに向けた行動に対する評価を定める

 ・評価時に上長から学ぶべきスキルを明確にフィードバックする
 ・自身の知識やスキルのレベルを他者比較により可視化する(例:当社GMAP

————————————————————————————————————————————-

 

公募・GLOBIS学び放題の認知を拡大する

二つ目の施策は、公募・GLOBIS学び放題の認知を拡大することです。

公募制度を整えるだけでは応募や学習には至りません。社内プロモーションを行い社員に公募制度やGLOBIS学び放題を正しく理解してもらいましょう。

 

 

上記のような疑問を解消することが認知拡大のポイントであり、解消することで初めて、社員が応募や学習のスタートラインに立つことになります。そのため、この認知拡大はどのような公募形式であっても必ず実施いただくことをお勧めしております。

 

具体的に認知拡大・広報を行う際に伝えておきたい内容のポイントは以下の3点になります。

 

 

併せて、多くの社員に認知され、メッセージが伝わりやすい広報チャネルを選びましょう。

 

 

弊社からのサポートとして広報に関する各種サンプルやデータのご提供もしております。ご希望の場合は管理画面の「お役立ちツール」よりご確認の上直接ダウンロードいただくか、一部ポスターなどのサイズの大きいツールにつきましては、担当営業までお申し付けください。

 

③一人一人の学習意欲を喚起する

三つ目の施策は、一人ひとりの学習意欲を喚起する施策です。

簡単に応募・学習に至る方もいれば、強力に背中を押してあげる必要がある方・継続的なフォローが必要な方もいます。一人ひとりに「やってみたい」「やらなければ」と思ってもらうためには、様々な施策を講じて学習意欲を喚起することが重要です。具体的な施策として以下の4つをご紹介します。

【学習意欲を喚起する施策】

・内発的/外発的動機づけ
・人材要件にGLOBIS学び放題のコースを紐づける
・人事制度と関連させる 
・「面白そう」「ためになりそう」なコースを紹介

それぞれについて詳しくご紹介します。

 

内発的/外発的動機づけ

公募の場合は特に、社員の好奇心に訴えかけたり、学びを楽しいと思ってもらうといった「内発的」な動機づけを高めることをお勧めいたします。社員の学習意欲の高さに応じて施策を使い分けましょう。

 

人気コースランキングの発信、学びを楽しんでいる社員の声の共有、公募を活用した目標設定の促進などが施策の例として挙げられます。

 

人材要件にGLOBIS学び放題のコースを紐づける

「今の自分に必要な知識やスキルは何か?」を考える際の参考となる情報とGLOBIS学び放題のコースを紐づけて周知することで、自分に必要な学びとその学び方が明確になり、学習意欲の喚起につながります。

 

 

人事制度と関連させる

社員が自らのキャリアや能力開発を意識する人事制度上の機会に、GLOBIS学び放題での学習や応募を促す仕掛けを準備することも有効です。

 

例えば評価面談の前に、公募を実施する旨や受講期間中であることを評価者に周知しておくことで、キャリア・能力開発をするために必要な学びをGLOBIS学び放題で行ってみてはどうか?といった、評価者からメンバーへの声掛けを促すこともできます。

 

面談のタイミングでの上司からのお勧めにより意欲が喚起され、応募する・学習するという2つの行動につながりやすくなります。

 

 

「面白そう」「タメになりそう」なコースを紹介

GLOBIS学び放題自体に、ハードルが高そうだな、という印象を持たれる方もいらっしゃいますし、そもそも学ぶ必要性を感じないと思われる方もいらっしゃると思います。

 

人気シリーズの中には「あるある!」というシチュエーションを解決できるコース、今すぐつかえるスキルが身につくコース、有名な経営者のインタビューなどもございます。学習というカタいイメージではないコースもたくさんあることを周知する等、まずは学びの入り口としてライトに学べるコースの情報を発信していくことも有効です。

 

社員が興味を持ちそうなコースをコースランキング情報などを活用しながら、ご紹介いただければと思います。

 

上述の内容を参考にしていただき、「期待に沿った応募人数」と「期待に沿った学習」の達成に向けた施策を是非とも講じてみてください。

 

>> コース情報の取得に関連する記事は以下も参考にしてみてください。

ランキングトップイメージ

 

各種コースランキング情報

 

受講促進のコース選びにも活用できる
「学習サポートサイト」のご紹介

 

 

 

 【併せて読みたい記事】

  ・公募の成功に向けて押さえておきたいポイントとは?

  ・公募の成功に向けた事務局の役割と目指したいゴールとは?

  ・公募の成功に向けた受講者の決め方とは?

  ・公募の成功に向けたルール(修了要件/自己負担/業務時間内の学習可否)の設定方法とは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PAGE TOP PAGE TOP