「自律型人材」の育成にeラーニングを活用するには?

こんにちは。GLOBIS 学び放題カスタマーサクセス担当の石井です。

テレワークの普及に伴い、人材育成や研修についても「オンライン」を積極的に導入している企業が増えています。その中で注目されている動画学習ツールを始めとするeラーニング。

「変動の激しいこれからの時代、自律的に学び続けられる人材が重要だ」との課題意識から『自律型人材の育成』『自ら学ぶ風土醸成』等のテーマで、GLOBIS学び放題を導入いただくお客様も多い状況です。
eラーニングを導入することで「自律型人材」は本当に育成できるのでしょうか。

私が相談を受けたある医療機器メーカー様は、まさにこの「自律型人材の育成」目的で導入を決めたお客様。しかし蓋を開けると、三ヶ月時点のログイン率は約半分…
実はこんな状況は「eラーニング」によくある話なのです。
それでは、実際に受講者が自ら学び続けるためにはどのような工夫が必要なのでしょうか?

1.「自社がeラーニングを取り入れた理由」を受講者に積極的に伝えましょう

そもそも「自ら学ぶ人材が重要な理由」は社員のみなさんに十分に伝わっているでしょうか。eラーニング導入は機会でしかありません。まずはなぜ自社が「自律型人材」を求めているのか、その意図を十分に伝えましょう。例えば経営層(社長等)からのメッセージ、あるいは人事評価の時期での上長からの説明など、より自社にとって効果的なチャネルやタイミングを利用して伝えることは重要です。

2.受講者が「自ら学ぶ理由」の言語化・明確化を促しましょう

「自ら学ぶ理由、何を学ぶべきか」について言語化する機会は設けているでしょうか。GLOBIS 学び放題はインプットツールです。まずは受講者自身が学ぶ必要性を自ら感じられるよう、学習のスタートラインにつかせる工夫が必要です。グロービスでは、受講者の皆様にご活用いただく「目標設定シート」をご用意しております。是非貴社でもご活用ください。
※画像をクリックするとPDFデータをダウンロードできます。

「自律型学習人材育成」の目的でGLOBIS 学び放題を始めとしたeラーニング導入は、最も多い導入テーマの1つでもあります。一方で導入することがゴールになってしまい、サービス導入の目的・ゴールが不明瞭なケースも散見されます。
ぜひ自社の社員が「自ら学ぶ目的」を理解し、管理者の皆様が受講を促せるような貴社独自の仕掛けを考えてみましょう。

※企業を特定しない形とするため、表現の一部について編集を施しております。

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