グロ放題×アウトプット施策により、e-learningの研修を「実務に活かせる学び」に変革!

今回のコラムでは、受講者に対してGLOBIS学び放題の知識をより定着させるための具体的な手法についてお伝えしていきます。

①GLOBIS学び放題の知識は「アウトプット」することにより定着する

GLOBIS学び放題はビジネスに必要な知識の基礎から実践までを体系的に学ぶことができます。ただし、動画学習ツールの特性上、視聴しただけではその学びを定着させ、活用していくことは難しいとされています。

一般的に「わかる」と「できる」には大きな壁があると言われています。その壁を乗り越えるためには、まず学んだ知識を使い、自身の課題を認識した上で改善点を見つけるといったPDCAを回していく必要があります。

ここで必要なことはアクティブラーニングと呼ばれる、「アウトプット型の学習方法」です。

 

 

このラーニングピラミッドに表されるように、アクティブラーニング型の手法を取り入れることでより知識の定着が促進されます。

例えば、GLOBIS学び放題の内容を受講者同士でディスカッションしてみたり、他者に共有してみる、等のアウトプット施策を講じることで、学んだ知識がより実践的なスキルへと昇華していきます。

②大手製薬メーカーB社様の事例紹介

ここで、導入後サポートでフォローさせていただいている『某大手製薬メーカーB社様』の事例を紹介いたします。

B社様は当初、若手社員向けのビジネススキルアップを目的としてGLOBIS学び放題を導入いただきましたが、受講者の視聴が進まず、現場での活用もうまくされていない状況でした。そこでB社様は、既存の社内研修の枠組みの中にGLOBIS学び放題を取り入れることを考えました。

B社様のこれまでの集合研修では、受講者から出る質問の大半がビジネスの基本的な知識に終始してしまう状況となっており、「研修で期待するゴール」に到達できないことが問題となっていました。これに対しB社様は、研修前に指定したGLOBIS学び放題の特定コースを事前に予習として視聴するよう受講者に伝えるようにしたのです。

この取り組みにより、本来受講者に期待するビジネス知識を予めもつ所から研修をスタートすることができたため、当日は予習で学んできた基本的な知識を基に「実際の自社課題の解決」を論点としたディスカッションをすることにフォーカスできるようになりました。

アウトプットを主軸とした研修が実現できたことで、従来の「知識習得をするための研修」から、「実践で使える思考やスキルを鍛える研修」に変えることができたのです。

 

 

このように、研修前のインプットの位置づけとしてGLOBIS学び放題の視聴を促すことで、知識のインプット→アウトプットが効果的に促進され、より受講者の学びが促進されます。

B社様は社内研修のなかでGLOBIS学び放題の知識をどう実務に落とし込むか、といった議論が多く交わされるようになり、研修の満足度も相対的にアップしました。また、現場でも社員の間で、ビジネス知識が共通言語化となることにも繋がりました。

GLOBIS学び放題の学びをよりアクティブにするために、他社様では事務局様が受講者同士での勉強会を行ったり、社内SNSでコミュニティを作成し、受講者が自らの学びを好きな時にアウトプットをする、といった事例もございます。

是非、GLOBIS学び放題に関連した様々なアウトプットの場を提供しながら、受講者の学びを促進していきましょう。

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