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社員のAI活用を後押しする、オススメの学習方法とは?

人的資本経営が注目される中、AI技術の急速な進化に対応すべく、人材育成に取り組まれている企業も多いのではないでしょうか。

企業の持続可能な成長と市場でのリーダーシップをとっていくためには、もはや避けて通れない領域となってきております。

今回は、そんなAIについて、社員が学ぶメリットや必要な知識を効率的かつ体系的に学習できる方法についてご紹介いたします。

AI、生成AIとは

AI(Artificial Intelligence、人工知能)とは、機械が人間の知能を模倣または実現する技術です。AIはデータから学習し、問題を解決する能力を持ち、自動運転、医療診断、音声アシスタント、製造業の自動化など幅広い分野で応用されています。AIの進化は継続的で、新たな技術が開発される中で、効率向上やイノベーションが企業や社会に大きな影響を与えています。

また近年注目を浴びている生成AI(Generative Artificial Intelligence)とは、AIの一分野で新しいデータやコンテンツを生成する技術を指します。生成AIは画像、音声、文章などのクリエイティブなコンテンツの生成に利用され、デザイン、アート、エンターテインメント、医療など多岐にわたる分野で応用が拡大しています。

AIの活用方法について社員が学習するメリット

企業で社員がAIに関する知識やその活用方法について学ぶことにはたくさんのメリットがありますが、ここでは代表的なメリットを3つに絞ってご紹介いたします。

①業務の効率化

生成AIなどを含むAIについて学習した社員は、自動化やデータ分析などの技術を活用して業務をさらに効率化させることが期待できます。例えば、ルーティンタスクの自動化や予測分析を通じた意思決定のサポートなどが含まれます。

②新たなビジネス機会の創造

 AIの知識を持ち活用することで、既存の業務プロセスの改善だけでなく、新たなビジネス機会を見出す力が強まります。顧客ニーズへの対応や市場動向への適応力が向上し、新規プロジェクトや製品の開発がより加速することが期待できます。

③データに基づいた意思決定

AIについて学習し活用することで、データに基づいた意思決定を行うことができます。データ分析や機械学習を活用してトレンドやパターンを発見することは、戦略的な意思決定をすることに繋がります。

AIについて社員が学習する際に起こりやすい弊害とは

AIについて社員が学習するメリットはたくさんありますが、学習する際にはいくつかの弊害も考えられます。

適切なカリキュラムでなければ、混乱や無駄な努力が生じる可能性があります。最新技術の進化が速いため、情報の追いつきが難しく、過度の焦りが誤解や混乱を引き起こす可能性もあります。効率的かつ体系的な学習環境が整わない中での学習は、学習時間が業務を圧迫したり、社員のストレスやモチベーションの低下にも繋がりかねません。このような弊害を考慮すると、企業の育成担当者は、慎重な育成設計と適切なサポートを行うことが重要になってきます。

AIについて効率的かつ体系的に学習できるeラーニングをご紹介

上述したように、AIについて学習を進めるには、特に非エンジニアの場合、「何から学習すればよいのかわからない」「学ぶべきことが多すぎてモチベーションがあがらない」「バラバラ学習しても知識が繋がらない」などの問題が起きやすいです。

そこでおすすめなのがe-ラーニングの「GLOBIS 学び放題」です。「GLOBIS 学び放題」は、国内最大MBAスクールのグロービスが提供する、ビジネスの知識を体系的に学ぶことができるeラーニングの学習サービスです。GLOBIS 学び放題には、多くのコースラインナップがありますが、関連コースを適切な順番でセットにしておすすめするラーニングパス(コースの組み合わせ)が豊富に揃っています。

 

今回は、その中でもAI関連の学習におすすめのラーニングパスをご紹介いたします。

 

非エンジニアのためのIT基礎

ビジネスパーソンが知っておくべきITの基礎知識を事例とともに学習していきます。「AI」「プログラミング」「アルゴリズム」といった聞いたことはあるけれども、まだよく知らない、という方におすすめのコース群です。
動画:8コース   視聴時間:4h26m

 

ビジネスパーソンのためのAI活用基礎

本ラーニングパスではDX推進の手段としてのAIに関して、AIを活用した価値創造とは何か、何ができて何ができないのか、利用上の注意点やすでに起こっている人間社会への悪影響まで、網羅的に知識を深めることができます。 経産省「DXリテラシー標準」の学習項目にも含まれているテーマを扱っています。
動画:8コース   視聴時間:5h55m

 

AI・機械学習を活用した分析スキル基礎

これからAI・機械学習について勉強する初学者向けのラーニングパスです。データ分析に関する基礎知識の習得から、AI・機械学習をビジネス現場で実践するまでの流れを体系的に学びます。
監修:DataRobot
AI活用を民主化するため2012年に設立、同社が提供する「DataRobot AI Cloud」は次世代のAIです。
動画:8コース   視聴時間:4h47m

 

AIプロジェクト入門(AIを活用した企画立案~プロジェクト推進)

このラーニングパスは、スキルアップAI社の「AIプランニング・プロジェクト推進基礎講座」より、ビジネスパーソンが知っておくべき内容を抜粋してお送りします。 スキルアップAIは、それ以外にも入門、データ分析、AIエンジニア基礎、ビジネス、クラウド、AIエンジニア応用といったカテゴリで様々な講座を用意しています。 
動画:4コース   視聴時間:2h19m

 

データ・AI活用入門:AI導入を成功へ導くためのプロジェクト全体像

データ・AIの基本から、実際に導入する際に知っておくべきリテラシーまで学ぶことができます。AIプロジェクトを成功させたい方の入門編として最適です。
監修:DataRobot
AI活用を民主化するため2012年に設立、同社が提供する「DataRobot AI Cloud」は次世代のAIです。 
動画:9コース   視聴時間:3h34m

※上記、ラーニングパスの情報は2024年2月掲載当時の情報です。最適な学習内容を提供するため、各ラーニングパスはコースの追加等の刷新を行う場合があります。

 

その他、最新の生成AIなどを含むテクノロジーの進化に関してニュース形式で耳でながら聞きで学習できるコースのラインナップも豊富に揃っています。

「ダイバーシティニュース」シリーズから一部のコースをご紹介

テクノロジー/生成AIはヒトに近づくかなど

経済/グーグル、マイクロソフト、オープンAIは生成AIにどのように取り組んでいるのか?など

経済/生成AIはどんな企業にどのような影響を与えるのかなど

 

いかがでしたでしょうか。

特に難しい分野に関して学習をする際は、動画などのeラーニングを活用することで知識の習得や概念理解に役立つ場合が多いです。ただし、多くの動画があふれる現代において、適切な動画を選ぶのは困難になってきており、時間もかかって非効率となります。限られた時間の中で信頼できる体系的な知識をインプットし、活用できるように学びを進めていくことは、企業の人材育成の設計において、非常に重要な観点となってきます。

 

社員が学ぶ環境を整える際におすすめのeラーニング「GLOBIS 学び放題」とその活用方法として参考にしてみてください。