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新入社員育成にeラーニングを使う4つのメリットとおすすめの活用術

  • 新入社員研修にeラーニングを活用するのは効果的なのだろうか?
  • どのような内容を、どのように学ばせればよいのだろう?
  • コストカットや工数削減につながるイメージがあるけれど、本当?

新入社員研修に初めてeラーニングの導入を検討されている方は、このような疑問をお持ちなのではないでしょうか。

年間約3,300社の人材育成を支援しているグロービスでは、新入社員教育にeラーニングを活用することには様々なメリットがあると考えています。まずは何より、新入社員にビジネスの基礎を効率的に習得させられること。それに加えて、研修費用の削減、人材育成担当者の負担軽減も叶えることができます。

「研修プログラムをよりよいものにしたい」
「研修費用の見直しを迫られている」
「人事部の人員不足で手が回っていない」

――このようにお悩みの方には特に向いているでしょう。

さらに、新入社員自身に学習計画を立てさせるなど運用を工夫すれば、自律的に学ぶ姿勢が身につくことも期待できます。

本コラムでは、新入社員研修にeラーニングを用いることの効果を確認したうえで、おすすめの活用パターンや運用時の注意点、効果測定方法についてご説明します。特に注意点については、それを押さえているか否かで研修の成果が大きく変わってくるため必見です。

また、7章では実際の企業様の活用事例を豊富にご紹介していますので、自社と状況や課題感が似ている事例を見つけて、ぜひご参考にしてください。 

最後までお読みいただければ、新入社員研修でどのようにeラーニングを活用すれば最大限の効果を得られるのか、具体的な運用イメージをお持ちいただけることと思います。

新入社員自身のためになり、人事部としても手応えを感じられる、そのような研修を目指しましょう。

 


目次

1 新入社員研修にeラーニングを活用する4つのメリット
 1-1 新入社員にビジネスの基礎を効率的に習得させることができる
 1-2 集合研修よりも費用を抑えられる
 1-3 集合研修よりも人材育成担当者の負担を軽減できる
 1-4 新入社員に自律的に学ぶ習慣をつけさせることができる

2 新入社員研修でよく採用される、eラーニングの活用パターン3選
 2-1 汎用的なビジネススキルを身につけるためのインプットツールとして活用する
 2-2 研修の事前課題や補助教材として活用する
 2-3 新入社員の学びたい意欲や個々人の興味関心に応えるツールとして活用する

3【重要】新入社員研修でeラーニングを用いる場合に事前に知っておくべき注意点    3-1 視聴するペースを新入社員任せにしない
 3-2 “受けっぱなし”にさせない
 3-3 eラーニング単体で活用しようとしない

4 新入社員研修では、eラーニングと集合研修を組み合わせるのがおすすめ

5 新入社員研修でeラーニングを用いる場合の効果測定方法

6 新入社員研修でeラーニングを用いる場合の投資対効果

7 新入社員研修でeラーニングを用いた4つの成功事例  7-1 工機ホールディングス様
 7-2 本田技研工業様
 7-3 りそなホールディングス様
 7-4 八十二銀行様

8 新入社員の育成に最適なeラーニング「グロービス学び放題」

9 まとめ


 

1 新入社員研修にeラーニングを活用する4つのメリット

新入社員研修にeラーニングを活用するメリットとして、

「新入社員の効率的なスキルの定着」(1-1で記載)
「コスト削減」(1-2で記載)
「人材育成担当者の負担軽減」(1-3で記載)
「新入社員が自律的に学ぶ風土醸成」(1-4で記載)

の4つが挙げられます。
ここではそれぞれの詳細をご紹介します。

1-1 新入社員にビジネスの基礎を効率的に習得させることができる

新入社員には、一日でも早くビジネスパーソンとしての基礎力を身につけてもらいたいものです。
社会人としてのマインドセットをはじめ、ビジネスマナー、基礎的なビジネスの知識、論理思考、OAスキルなど、必要なものは多岐に渡ります。以下に一例をご紹介します。

これらを集合研修で行うことも可能ではありますが、新入社員を集合させるためのスケジュール調整を行い、全員が一定レベルのスキルを習得できるようフォローするには、多くの時間と労力がかかることは想像に難くありません。
eラーニングを活用すれば「時間や場所の制限なく」「習熟度合いに応じて」「一定の質が担保された内容を」学ばせることができるため、効率的に、新入社員のスキル習得を実現できます。

 

 

※インタビュー全文はこちらから:
新入社員研修に「GLOBIS 学び放題」を導入。新入社員に必要なビジネス汎用スキルの習得を目指す

1-2 集合研修よりも費用を抑えられる

eラーニングではある程度の初期費用やランニングコストはかかるものの、下図のように、集合研修と比べて様々な費用を抑えることができます。
研修の設計は費用の大小のみで考えるものではありませんが、どのくらい費用がかかるのか、というのは大切な判断材料の一つです。予算が限られている場合や見直し(削減)を迫られている場合には、費用の観点からもeラーニングが有効と言えるでしょう。

▼関連コラム:
社員研修の費用相場はいくら?予算内で最大限の効果を生むコツを解説

1-3 集合研修よりも人材育成担当者の負担を軽減できる

前述の通り、eラーニングは集合研修と異なり、講師派遣料や会場費用、教材費用などがかかりません。つまり、それに対応する人員も不要であるということです。講師の選定や会場手配、教材の作成、さらには当日の立ち会い、欠席者対応など、集合研修の際に人材育成担当者が担う業務が、eラーニングでは発生しません。

人材育成担当の皆様は、新入社員研修のほかにも様々な業務を担当し、日々お忙しくされていることと思います。eラーニングを用いることによって、新入社員に一定の質が担保された学びを提供しながら、ご自身の負担を軽減することができます。

1-4 新入社員に自律的に学ぶ習慣をつけさせることができる

eラーニングは視聴可能期間が長期に設定されていることがほとんどです。また、コンテンツの種類も豊富である場合が多いでしょう。その特長を生かして、

  • 必ず視聴してほしい動画は人事部で指定するが、それ以外の動画も自由に視聴できるようにする
  • 視聴可能期間が終わるまでの学習計画を新入社員自身に立てさせる

など、「自分は何を・なぜ学びたいのか?」「どのようなスケジュールで進めればいいのか?」ということを自ら考えさせる運用にすれば、主体的に学ぶ経験をさせることが可能です。

今、多くの企業が“社員が自律的に学ぶ風土醸成”に課題意識を持っています。社会人になったばかりの早い時期からこのような姿勢が身につくことは、会社にとって喜ばしいことでしょう。

※インタビュー全文はこちらから:
外出自粛期間を社員の学び・スキルアップのチャンスに!グローバル企業が考える人材育成戦略とは?

新人育成ならグロービス学び放題

 

2 新入社員研修でよく採用される、eラーニングの活用パターン3選

続いて、新入社員研修ではどのようにeラーニングが活用されているのかを見ていきましょう。代表的な3パターンをご紹介します。

2-1 汎用的なビジネススキルを身につけるためのインプットツールとして活用する

こちらが最もよくあるケースです。1章で述べた通り、新入社員には、ビジネスマナー、論理思考、財務の基礎知識、ExcelやWordの使い方、プレゼンテーション方法といった、ビジネスの基礎・社会人としての作法をインプットする必要があります。これらを効率的に、体系的に学ばせるためのツールとしてeラーニングが活用されています。

「汎用的なビジネススキル」を具体的にイメージしていただくために、グロービスの動画学習サービス「グロービス学び放題」でご提供している動画コンテンツのカテゴリー一覧を例に挙げてご紹介します。新入社員に対しては、オレンジ枠で囲った部分の学びが特に必要になるでしょう。

※2024年12月時点。最新情報は こちら よりご確認ください。

 

全てのコンテンツが無料で視聴可能です!
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※インタビュー全文はこちらから:
在宅勤務の新入社員に質の高い学びをスピーディーに提供!「次の10年」の経営戦略に向けた人財育成にも「グロービス学び放題」を活用

2-2 研修の事前課題や補助教材として活用する

集合研修を実施する際、あらかじめ新入社員に指定の動画を視聴しておいてもらう、というケースです。例えば、

  • 「自社の財務諸表の読み方」について集合研修でレクチャーする場合、損益計算書(PL)や貸借対照表(BS)の基本的な読み方や用語の意味については、事前にeラーニングで学んできてもらう
  • 自社の将来のあり方を提案するワークショップを実施する場合、3C分析やSWOT分析、PEST分析といったビジネスのフレームワークについて、事前にeラーニングで学んできてもらう

というイメージです。
あらかじめ動画を視聴することによって要点を押さえられるため、研修当日の理解度や主体性が増すことが期待できます。

※インタビュー全文はこちらから:
新人事制度移行を見据え「主体的に学び続ける」風土を醸成、変化に強い組織作りを目指す

2-3 新入社員の学びたい意欲や個々人の興味関心に応えるツールとして活用する

昨今の新入社員は東日本大震災や新型コロナウイルスの流行を経験しているため、環境には変化があることを前提としている傾向にあります。そのため一本道ではない多角的なキャリアを追求したり、自己成長の意識が高いことが特徴です。そのようなニーズに応えるため、新入社員が自由に学習できるツールとしてeラーニングを活用するケースもあります。

多くの新入社員は、新入社員研修=会社から与えられたプログラムに取り組むもの、というイメージを持っているものです。そのような中で「この会社では自分が興味を持ったテーマを学ぶことができる」、「新入社員の成長ニーズに応える機会を提供してくれている」と感じられれば、驚きとともに、会社への安心感・信頼感を持つでしょう。

 

※インタビュー全文はこちらから:
従業員の自主性と会社の目線を合わせ、「モノ作り」に加えて「コト作り」の企業へ。Hondaの新研修制度が描く人材開発戦略

 

3【重要】新入社員研修でeラーニングを用いる場合に事前に知っておくべき注意点

ここまでご説明したように、新入社員研修にeラーニングを用いることには多くのメリットがあります。しかし、ただ導入するだけでは「一向に動画を視聴しない新入社員がいる」「動画は観てもらったが、スキルが定着しているかわからない」といった問題を抱えることになりかねません。

eラーニングの効果を最大化するためには、外してはならない運用上のポイントがあります。対策方法も併せて記載しておりますので、ぜひご参照ください。

  • 視聴するペースを新入社員任せにしない(3-1で記載)
  • “受けっぱなし”にさせない(3-2で記載)
  • eラーニング単体で活用しようとしない(3-3で記載)

3-1 視聴するペースを新入社員任せにしない

eラーニングは受講者自身のペースで学習を進められるメリットがありますが、そのペースを新入社員に完全に任せるのは避けた方がよいでしょう。新入社員はまだ自己管理が不十分であることも多く、学習意欲を喚起・維持するのが難しい場合があるためです。
「順調に進んでいる人とそうでない人の差が大きい」ということにならないよう、対策することが重要です。

<対策1>
人事部で学習計画の進捗を管理するテンプレートを用意し、新入社員自身に計画・進捗を記入させる

具体的な対策の方法として、例えば「人事部で学習計画の進捗を管理するテンプレートを用意し、新入社員自身に計画・進捗を記入させる」という方法があります。人事部が定期的に確認するのはもちろんのこと、新入社員同士がお互いのものを見られる設定にすれば、よい刺激になるでしょう。

※引用元:
新入社員研修に「GLOBIS 学び放題」を導入。新入社員に必要なビジネス汎用スキルの習得を目指す

<対策2>
人事部で定期的に進捗を確認し、必要に応じて個別フォローを行う

新入社員自身に学習計画を立てさせるのが難しい場合は、人事部で定期的に進捗を確認し、個別フォローを行いましょう。進捗が遅れている社員に対しては、その要因を確認・解消し、学習スケジュールを再調整することをおすすめします。
適切なタイミングでペースメークを行い、モチベーションを維持させる工夫を凝らすことが、新入社員の学習の質を高める鍵となります。

3-2 “受けっぱなし”にさせない

知識は活用することによって深く定着します。動画を視聴するだけの受動的な学習スタイルでは、学びが本当の意味で‟自分のもの”にならず、必要な場面でその知識を生かせない、せっかく長時間かけて動画を視聴したのに意味がなかった、ということになりかねません。
そのため、学んだ内容をアウトプットする場を設けましょう。そのアウトプットに対して他者からフィードバックを受けられるようにすれば、気付きを得られるため一層効果的です。

例えば、

  • 新入社員同士が定期的に集まり、動画で学んだ内容を共有し合う場を設ける
  • 動画で学んだ知識を活用できるような課題(ワーク)を設定し、チーム毎に取り組み、発表してもらう

といったイメージです。インプット→アウトプット→フィードバック、というサイクルをつくることによって、新入社員の成長を加速させることができます。

3-3 eラーニング単体で活用しようとしない

eラーニングには多くのメリットがありますが、それ単体で新入社員教育を完結させるのはおすすめできません。
前述したアウトプットやフィードバックの機会を設けにくく、知識の定着(実践できるレベルまでの引き上げ)が難しくなるためです。

また、新入社員には「チームワークや協働スキルの育成」「新入社員同士や他の社員とのつながりをつくる場」などが必要であり、これらはeラーニングでは担保できません。

そのため、新入社員研修はeラーニングと集合研修を組み合わせて設計することを推奨します。ここは重要なポイントですので、このあと詳細にご説明します。

 

4 新入社員研修では、eラーニングと集合研修を組み合わせるのがおすすめ

新入社員研修でeラーニングを活用するメリットは1章でご説明した通りですが、集合研修にもまた違った良さがあります。こちらをご覧ください。

このように、集合研修は実践的なスキルの習得や、社内でのコミュニケーションを深める場として非常に有用です。

そのため、新入社員研修の効果を最大化させるには、eラーニングと集合研修それぞれのメリットを理解し、目的に応じて使い分けることが重要です。

eラーニングは「知る」から「わかる」の段階で、集合研修は「わかる」から「できる」の段階で活用すると、それぞれのメリットを最大限享受できるでしょう。
「eラーニングで基礎知識を学んだ後に、集合研修でその内容を実践する場を設ける」など、二つの研修形式を補完的に活用することで、知識の定着と実践力の向上の両方を同時に目指せます。

※引用元:
知る、わかる、できる、教える(能力開発の4つのステップ)

 

5 新入社員研修でeラーニングを用いる場合の効果測定方法

研修のゴールは「対象者に新たな知識を付与すること」ではなく、「(対象者が学び・成長した結果)経営・現場によい成果をもたらすこと」です。
従って、新入社員研修でeラーニングを用いた場合、期待した効果が得られたかどうかを確認することが大切です。

ここでは効果測定方法の1つとして、アメリカの経営学者ドナルド・カークパトリックが提唱した「研修を評価する4つのレベル」に沿った考え方をご紹介します。研修の効果を反応、学習、行動、結果の4つのレベルで評価するものです。

それぞれの内容と、具体的な評価方法は下図をご覧ください。

このフレームワークに沿って確認することによって、研修の効果を多面的に評価することができます。
ただし、レベルが高くなるほど測定は難しくなります。特に「レベル4(結果):ビジネス上の成果があったか」については、多くの時間が必要であり、かつ研修による変化と他の要因(市場の変動や他の取り組みなど)を区別するのが難しいため、難易度が上がります。

研修を始める前に「どうなれば新入社員研修は成功と言えるのか?」「成功と言うためにはどのようなアウトプットが必要か?」を明確にしておくことによって、どのレベルまでの効果測定を行うべきなのか、具体的にどのような測定方法を取るべきなのか考えやすくなるでしょう。

※インタビュー全文はこちらから:
従業員の自主性と会社の目線を合わせ、「モノ作り」に加えて「コト作り」の企業へ。Hondaの新研修制度が描く人材開発戦略

▼関連コラム:
研修効果測定における理想と現実~現実と向き合いながらも、有効な打ち手を導く為には?~

グロービスの動画学習サービス「グロービス学び放題」では、新入社員を対象としたアセスメントを複数ご用意しています。
受検後は苦手分野の学習のレコメンドとAIによるフィードバックがあり、学習意欲の向上と知識定着を効果的にサポートします。また、複数回受検することにより成長を可視化することも可能です。

「動画学習はインプットだけになってしまう」「学びが定着したのかわからない」といったお悩みの解消につながります。

 

ご不明点から導入後のイメージまで、何でもご相談ください。

 

6 新入社員研修でeラーニングを用いる場合の投資対効果

人材育成は「コスト」ではなく「企業の将来のために必要な投資」です。
eラーニングは集合研修に比べて費用を抑えられることがメリットの一つではありますが、研修費用は低いからよい、高いから悪いというわけではありません。5章でご紹介したような方法を用いて新入社員の満足度や成長、業務での学びの活用度合い等を総合的に評価し、投資に見合う効果が得られたかどうかを検証しましょう。

効果的な投資を実現するためには、このような評価プロセスが不可欠です。
「かかった費用に対して学びが少なかった」「会社の成長に寄与する研修をするには、もう少し費用をかける必要がある」などの振返りをもとに、次年度の研修プログラム設計に役立てることが重要です。

 

7 新入社員研修でeラーニングを用いた4つの成功事例

ここでは、実際に新入社員研修にeラーニングを活用された企業様の事例を4つご紹介します。自社と状況や課題感が似ている事例があれば、ぜひご参考にしてください。

7-1 工機ホールディングス様

新入社員に必要なビジネス汎用スキルの習得を目指して、eラーニング「グロービス学び放題」を活用。学習計画表のテンプレートや振返りの仕組みを提供し、自己学習が進むよう工夫されました。

 

※インタビュー全文はこちらから:
新入社員研修に「GLOBIS 学び放題」を導入。新入社員に必要なビジネス汎用スキルの習得を目指す

7-2 本田技研工業様

新入社員がより主体的に学べる場を提供するために「グロービス学び放題」を導入。動画でインプットした内容をもとにワークショップを行うなど、アウトプットの時間も取れるよう設計されました。

 

※インタビュー全文はこちらから:
『自分のために働け』を進化できる人材育成の第一歩に。完全リモートの新入社員研修を”好機”に変える本田技研工業の人材育成戦略

7-3 りそなホールディングス様

新入社員にビジネスの基礎知識を学んでほしいという意図から「グロービス学び放題」を導入。インプットツールとしての活用に留まらず、研修の補助教材としても利用されました。

※インタビュー全文はこちらから:
新人事制度移行を見据え 「主体的に学び続ける」風土を醸成、変化に強い組織作りを目指す

7-4 八十二銀行様

新入社員を広く世の中で通用する人材として育成するために「グロービス学び放題」を活用。eラーニングを「研修の事前課題」と位置付け、動画視聴を促されました。

※インタビュー全文はこちらから:
マネジメント層のリスキリングと新人育成に『GLOBIS 学び放題』を活用、VUCA時代にふさわしい組織へ

 

8 新入社員の育成に最適なeラーニング「グロービス学び放題」

最後に、新入社員の育成におすすめの動画学習サービスとして「グロービス学び放題」をご紹介します。

<特長1>
新入社員に必要な知識を体系的に学べる

「グロービス学び放題」では、グロービスが目標達成のために学習内容を設計・厳選したコースのセット「ラーニングパス(動画のコースを目的別にパッケージ化したもの)」を約100種類ご用意しています。
新入社員向けのものも複数あり、ラーニングパスに沿って学べば、自然とテーマ通りの知識を身につけられます。

 

若手・新入社員のためのラーニングパス(ビジネスの全体像編)

基礎的なビジネスの知識などを学ぶコース群
・クリティカル・シンキング
・ビジネスマナー
・OAスキル
・社会人としてのマインドセット 等
動画:44コース 視聴時間:13時間39分

 

若手・新入社員のためのラーニングパス(楽しく学ぶ思考力・実務編)

楽しく実践的に学べるコース群
・論理思考
・コミュニケーション
・アカウンティング
・マーケティング 等
動画:9コース 視聴時間:5時間14分

 

内定者・新社会人のためのラーニングパス(仕事の基礎力編)

社会人として必要な仕事の基礎力を学ぶコース群
・思考力
・コミュニケーションスキル
・ツールの使い方 等
動画:14コース 視聴時間:5時間51分

 

内定者・新社会人のためのラーニングパス(マナー・マインド編)

社会人として知っておきたいマナー・マインドを学ぶコース群
・ビジネスや会社に関する基本知識
・ビジネスマナー 等
動画:10コース 視聴時間:3時間0分

※2024年12月時点。最適な学習内容を提供するため、各ラーニングパスはコースの追加等の刷新を行う場合があります。最新情報は こちら よりご確認ください。

なお、既存のラーニングパスをカスタマイズして、自社オリジナルのコースを作成することも可能です。

<特長2>
確かな品質の「学び」を豊富にラインナップ。新入社員一人ひとりの興味関心に応じて学べる

「グロービス学び放題」では、基礎〜最新知識・ビジネス周辺知識まで、3,600コース以上の動画コンテンツを定額でご提供しています。
動画は30年を超える社会人教育のノウハウを生かして、専門チームが制作。時流に合わせたコンテンツを毎月追加・更新しています。

先にご紹介したラーニングパスに加えて、新入社員の学びたい意欲や個々人の興味関心に幅広く応えることができます。

※2024年12月時点。最新情報は こちら よりご確認ください。

 

全てのコンテンツが無料で視聴可能です!
お問い合わせはこちらから

 

<特長3>
学習と成長を促す受講機能により、新入社員の自律的な学習を促進できる

「グロービス学び放題」では、新入社員が主体的に学べるよう、様々な機能をご用意しています。

このように、「グロービス学び放題」では、新入社員に必要な知識を漏れなく、効率的に学ばせることが可能です。
新入社員研修にeラーニングの導入をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

 

ご不明点から導入後のイメージまで、
何でもご相談ください。

 

新人育成ならグロービス学び放題

 

9 まとめ

本記事でお伝えしたポイントは以下の通りです。

  • 新入社員研修にeラーニングを活用するメリットは、「新入社員の効率的なスキルの定着」「コスト削減」「人材育成担当者の負担軽減」「新入社員が自律的に学ぶ風土醸成」の4つ。
  • eラーニングの効果を最大化するためには、「視聴するペースを新入社員任せにしないこと」「“受けっぱなし”にさせず、学びをアウトプットする場を設けること」「eラーニング単体で活用せず、集合研修と組み合わせること」が重要。
  • eラーニングの効果は「反応・学習・行動・結果」という4つのレベルに分けて測定できる。この評価をもとに研修の費用対効果を確認することによって、研修プログラム改善につなげることが大切。

新入社員研修でどのようにeラーニングを活用すれば最大の効果を得られるのか、具体的なイメージをお持ちいただけたでしょうか。
eラーニングの導入や活用方法についてお悩みがある場合は、グロービスにお気軽にご相談ください。

 

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執筆者プロフィール

梁島 理美 Yanashima Rimi

慶應義塾大学文学部人文社会学科図書館・情報学専攻卒業後、花王株式会社に入社。法人営業、日用品・化粧品の売場戦略策定に携わる。
その後、2018年にグロービスへ。エンタープライズ企業の役員に対するナーチャリング施策の立案・運用、および、20名規模のセミナーから400名規模のカンファレンスまで、各種イベントの企画・運営を担当。
現在はBtoBマーケティング部門に所属し、Webコンテンツの企画・制作を担う。