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在宅勤務の新入社員に質の高い学びをスピーディーに提供!
「次の10年」の経営戦略に向けた人財育成にも「グロービス学び放題」を活用

オムロングループの国内における人事・総務・経理機能を一手に担うオムロン エキスパートリンク株式会社。中でもグループ全体の研修企画に携わる人財育成部には、コロナウィルスの流行によって急遽新入社員研修の在り方の見直しを迫られたといいます。『グロービス学び放題』を導入されたいきさつや、オムロングループにおける今後の人財育成戦略についてお話を伺いました。
(※部署、役職は取材当時のものです)

3月から検討し、4月に導入。短期間で“リモートで受けられる質の高い研修”が用意できた

新入社員研修として「グロービス学び放題」を導入された理由は?

忍海辺さん/オムロングループは事業を通じて社会的課題を解決し、よりよい社会づくりに貢献することを企業理念とし、制御機器、電子部品、社会システム、ヘルスケアなどの多岐にわたる事業を展開しています。新入社員がいち早く戦力となれるよう、これまでも新入社員向けの研修では企業理念の理解や、社会課題の解決に向けて使命感をもって業務に取り組む姿勢を育めるようなプログラムを組んでおり、集合型の研修が中心となっていました。しかし、2020年3月頃からコロナウィルスの影響で集合研修に代わる新たな研修プログラムが必要となったのです。リモートで受講できて自己啓発につながるようなプログラムを検討する中で、コースラインナップが豊富な「グロービス学び放題」を選択しました。

山口さん/今後「解のない世界、先が予測できない社会」になると言われている中で、オムロングループ社員においても、自ら考え解を導き出す力がより求められると感じています。そのために、ベースとなる幅広いビジネススキルは不可欠です。他の動画コンテンツやeラーニングと違い、基礎から実践的な知識・スキルを体系的に学べる「グロービス学び放題」が良いのではと考えました。

忍海辺さん/急遽、在宅勤務となった新入社員に対して、「グロービス学び放題」は私物のスマホやPCでも視聴することができたため、急な導入でもすぐに使える、というのも大きなメリットでした。リモートでの自社研修プログラムと組み合わせたことで「自社研修の復習にもなった」といったコメントも寄せられています。

東沢さん/グロービスが提供するクオリティも決め手になりました。実際にこれまでの公募型研修においても、「グロービスのクリティカル・シンキング」への参加希望者は多く、好評でした。

導入後の反響はいかがでしたか?

忍海辺さん/各グループ会社の人事担当者から「コンテンツがわかりやすい構成になっており、すっと頭に入ってくる」「初級、中級、実践とレベルに合わせて選べるのもいい」など、好評でした。「キャリアや志、学び方についての動画を観て、学ぶ目的や社会人の学びについて気付いてもらった上でビジネスナレッジを習得する」といったような研修プログラムの流れを作りました。また、いつでもどこでも視聴できるので、グループ各社が自社の状況や独自の研修プログラムに合わせて学ぶコンテンツや受講のタイミングを調整できる点もいいと感じました。

東沢さん/リモートでの研修整備には各企業がさまざまな取り組みを行っていたと思います。オムロングループにおいては、課題図書を配布し、期限までに読了させるといった指示程度にとどまらず、リモートながら充実した研修プログラムを用意してもらえて感謝しています」といった声もあり、企画した私たちにも励みになりました。

社会変革が起こる次の10年に向けて、新しい社員教育を実現

2020年に設立された貴社の新組織である「人財ソリューションセンタ」について伺わせてください。

東沢さん/オムロングループでは10年先を見据えた長期ビジョンを策定しており、ちょうど今が次の10年の戦略を具体化する時期にあたります。今後はコロナウィルスの影響だけに限らず社会の変革が進み、それに合わせてビジネスドメインや戦略も大きく変えていかなければなりません。 このような事業戦略の変化に合わせ、これまで以上に人財戦略・人員計画もダイナミックに変化しますので、この4月に発足した人財ソリューションセンタでは、事業が求める人財や専門性のタイムリーな適材適所を実現するために、採用・配置・育成など、包括的な人財マネジメントシステムを構築していきます。
人財育成という側面から見ると、これまで培ってきた知識・スキルの陳腐化や、現場で求められる知識・スキルの多様化・高度化が予想されます。したがって、これまでのような会社主導の受動的な学びではなく、自らの啓発課題を具体的に認識し、社員ひとり一人が必要なスキルを身につけ、自分の市場価値を高めていくという「自律的な学び」に変わっていく必要があると思っています。また、私たちの役割も人財育成のための費用補助や研修の提供にとどまらず、事業固有の組織課題をハンズオンで解決するコンサルタントのような機能も補強する必要があります。

オムロングループの人財育成において、「グロービス学び放題」はどのような位置づけなのでしょうか。

東沢さん/現在は公募型の自己啓発研修として活用されていますが、今後は中堅層向けの集合研修と組み合わせた導入も予定しています。

山口さん/自己啓発支援制度についてはグループの社員向けにeラーニング・通信教育の受講料を補助する仕組みがあるのですが、オンライン学習ツールのニーズが増えていると感じていました。「グロービス学び放題」なら良質な学びが手軽に体験できるのでマッチすると考え、2019年頃からグループ全体での展開を検討していました。

この6月(※2020年6月取材)の開講に向けて公募をしたところ、予想をはるかに上回る応募があり、手ごたえを感じました。幅広い層からの応募があり、今後も受講の支援ができたらと考えています。

東沢さん/私が担当する中堅層向けの研修では、今後集合研修や社内eラーニングと「グロービス学び放題」を併用する計画です。特に中堅層の研修では、まず「グロービス学び放題」でインプットすることからスタートし、それをセッションでアウトプットするという流れに。これまでは集合研修で「3C(customer・competitor・company)」や「マーケテイングの4P( Product・ Price・ Place・Promotion)分析」などビジネスフレームワークの基本をインプットしていたのですが、今後はそれらを「グロービス学び放題」で事前に学び、集合研修はアウトプットや相互フィードバックの場へと変えていきます。

集合型研修では1回に約25人程度のため、国内のオムロングループ全社員に学びの機会を提供するには莫大な時間とコストがかかってしまいます。その点「グロービス学び放題」なら、コストを抑えて短期間で多くの社員に受講の機会を提供することが可能です。そういった意味で、eラーニングをはじめとしたオンライン研修に可能性を感じていますし、「グロービス学び放題」がより幅広い層で活用できればと思っております。

 

人財ソリューションセンタ 人財育成部 リーダ 東沢圭剛さん
人財ソリューションセンタ 人財育成部 リーダ 忍海辺実子さん
人財ソリューションセンタ 人財育成部 山口奈緒子さん

※部署、役職は取材当時のものです

オムロン エキスパートリンク株式会社
  • 事業内容:オムロングループ向け人事関連業務、総務関連業務、経理関連業務および人材サービス(人材派遣、人材紹介、エンジニアリングサービス、業務請負)
  • 社員数:830名
  • グロービス学び放題の利用目的:新人研修・公募導入
  • 企業HPへ
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NEW 受講者の声
株式会社第一ビルディング 様

1951年、当時日本一高いビルであった「大阪第一生命ビル」の所有者として創業した第一ビルディング。以来、オフィスビルや複合施設、ファンド物件を中心に、プロパティマネジメント事業を展開しています。2021年に中期経営計画の中で掲げた「変革への挑戦」の実現に向け、社員一人ひとりの自発的な学びを常態化させることを目指し、『GLOBIS 学び放題』を導入いただきました。人事総務部の白川さんと中山さん、そして受講者としてご利用いただいているDBQ向上推進室の玉木さん、コンプライアンス統括部の海渡さんにお話を伺いました。 (※部署、役職は取材当時のものです)

NEW
雪印メグミルク株式会社 様

中期経営計画2025で3つの事業戦略を定め、その実現に向けて人的資本の活躍や成長を目指す雪印メグミルクグループ。その中核企業として、雪印メグミルク株式会社は『GLOBIS 学び放題』を新任経営職(管理職)向けの研修に導入し、ビジネススキル向上を図っています。同社の人材育成戦略や今後の展望について伺いました。

株式会社電通コーポレートワン 様

広告会社としてのコミュニケーションビジネスからコンサルティング会社が担う領域まで、幅広い事業を展開する電通グループ。株式会社電通コーポレートワンは、社員数20,000人以上を抱える国内グループの中核的なコーポレート部門として、2022年にスタートした会社です。 ビジネス環境の変化が著しい中、グループ各社の事業変革を支援していく立ち位置を担い、「若手社員の成長加速」に向けた人事制度の設計や学習環境の整備なども行っている同社。「何のために学ぶのか、成長のハンドルを握るのは社員一人ひとりだからこそ、人事の役目はあくまで気づきの提供」と話すのは、人事オフィスHRマネジメント室育成部/ディレクター半田友子さん。個々人の「自律」学習と、会社からの「介入」のバランスはどのように工夫しているのか、新たな人財育成方針や、その実行に向けて「GLOBIS 学び放題」を導入した理由、成果をお聞きしました。

工機ホールディングス株式会社 様

「HiKOKI」「metabo HPT」「metabo」「CARAT」「三京ダイヤモンド」など複数ブランドを展開する工機ホールディングス株式会社。1948年創業と、70年以上の歴史を持つ日本発の電動工具・エア工具のグローバルメーカーです。毎年4月に実施される新入社員研修を、配属後に即戦力となれる人材の育成を目指してアップデート。そのプログラムの一環として「GLOBIS 学び放題」を導入いただきました。導入の背景や実施にあたっての工夫、受講者の感想などについて、研修担当の八木 隆之介さんと、新卒採用担当の鯨井 結衣さんにお話を伺いました。

受講者の声
株式会社コロワイド 様

「牛角」「かっぱ寿司」「大戸屋」「甘太郎」など、全国規模のレストラン・居酒屋チェーンを数多く展開する株式会社コロワイド。新型コロナウィルスの感染拡大や人口減などの逆風の中、ビジネス競争や人材獲得競争に勝てる強い組織づくりが急務となっています。飲食や接客の仕事が好きで熱心に取り組む社員が多い一方で、VUCAの時代に変革をリードするビジネスリーダーの育成に課題がありました。自らも現場からのたたき上げで、現在は同社の人材戦略推進の旗振り役を担う人事法務本部 採用教育部の松原茜さんに、同社が目指す人材戦略の在り方や、その実現に向けて「GLOBIS 学び放題」を導入した理由、導入後の成果などについてお話を聞きました。

株式会社八十二銀行 様

中期経営ビジョン2021の大きな柱の一つとして「人事改革」を掲げ、2022年7月に人事制度を改定した株式会社八十二銀行。「競争から共創へ」をキーワードに2023年6月には長野銀行と経営統合し、2025年度を目途に合併の準備を進めている最中でもあります。この大きな変革の中での、新たな研修制度の狙いや現状、今後の方向性などを伺いました。

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