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受講者の声

「循環創造企業」への組織変革に向けて、自律型人財を育成。
課題解決に向けた伴走力とコンテンツの豊富さから『GLOBIS 学び放題』を導入

・グループ人財統括本部 人事部人材開発課 課長 間 正行さん(写真左)
・グループ人財統括本部 人事部人材開発課 アシスタントマネージャー 石原 祥子さん(写真右)
・エリア営業本部 首都圏第一支社 東京第二支店 アシスタントマネージャー 清谷 光宏さん(写真中右)
・審査本部 審査二部 第二審査センター 諸井 栞さん(写真中左)
1976年の設立以来、リースやファイナンスに加え、時代に合わせてビジネス領域を拡大しているリコーリース株式会社。2023年より新しい中期経営計画がスタートし、事業を通じて社会課題を解決する「循環創造企業へ」の実現に向けて、組織変革を行っています。その鍵を握るのは、自律的にキャリアを開拓するイノベーティブ人財の育成。社員のありたい姿やキャリアイメージをもとに、自律的に学ぶ一つの手段として『GLOBIS 学び放題』を導入し、現在は全社の3割ほどの社員が受講しています。そこから見えてきた組織の変化、さらには今後考えている施策などについて、人財育成を管轄するグループ人財統括本部と、実際に受講した社員の皆さんに話をうかがいました。
課題

・中期経営計画の実現に向けて、イノベーティブ人財の育成施策を模索していた。
・新たな挑戦に向けて、ソトから積極的に学ぶ必要性を感じていた。

導入理由

・理論を学べるだけではなく、実践に落とし込みやすいコンテンツが豊富にある。
・以前から研修内容の構築などで、グロービスのサポートがあり「伴走力」に信頼を置いていた。

活用方法

・受講希望者は挙手制で、学ぶ目的と学んだ後のゴールを必ず書いて申請。
・毎月発信している社内報の掲示板にコースの紹介や応募を促す情報を掲載。
・社長やリーダー自身が受けたおすすめ講座を紹介。

導入後の効果・成果

・受講する社員が年々増加し、全社の3割ほどに。自ら学ぶ文化醸成に寄与。

 「循環創造企業」を目指した、人材育成の取り組み

貴社を取り巻くビジネスの現状と、人材育成の課題をお聞かせください。

間さん:私たちは、1976年にリコー製品の販売支援会社としてスタートしました。設立当初からの基盤事業であるリース&ファイナンス事業に加え、集金代行をはじめとするサービス事業、インベストメント事業と、お客様のニーズや時代の変化に合わせてビジネスを拡大しています。現在は、『循環創造企業へ』という中長期ビジョンを掲げ、更なる挑戦に取り組んでいます。

そして、社員一人ひとりの「挑戦」を後押しするため、2020年に事業成長と社員ハピネスの両方を実現すべく「Happiness αt work(ハピネス アット ワーク)」という人財マネジメントの基盤となる考え方を組織に取り入れました。

「Happiness αt work」は個々の社員のやりがいと、その先にある個々の幸せを追求していこうという想いから立てた言葉で、この考え方をもとに各人事施策を展開しています。
今後、より人的投資に注力するため、社員の成長や幸せが経営や財務にどのくらいのインパクトがあるのか見える化をする作業を現在行っています。

石原さん:「Happiness αt work」を土台にした人財育成という観点でお話しすると、社員の主体的なキャリア形成を支援しながら、持続的な企業成長の両立を図れるような教育体系(RL Academy)の構築に取り組んでいます。
持続的な企業成長という点で、新たな価値を創出するための土台となる「挑戦する風土」を醸成する必要がありましたが、一人ひとりの立場になった時に、目の前のお客様を大切にしながら新しい方向にも目を向け「挑戦する」というのは大変なことです。組織的に挑戦を支援するための仕掛けを設計していく必要がありました。

組織の課題に対して向き合う、伴走力が決め手

学びのサービスがいろいろある中で、『GLOBIS 学び放題』を選んだ経緯を教えてください。

石原さん:以前から、社内の部門や職種ごとに学びの場はありましたが、更なる挑戦への足掛かりとして越境学習のようなソトから学べるコンテンツの充実を図り、その一つの施策として『GLOBIS 学び放題』を導入しました。

『GLOBIS 学び放題』は、理論を学べるだけではなく、実務家の方々が講義をしているので実践に落とし込みやすいコンテンツであったことが良かったですね。

間さん:「RL Academy」の教育体系の構築を以前からグロービスのコンサルタントに依頼し、弊社にどういった課題があるのか言語化するところを手伝ってもらっていました。その伴走力やサポート力への信頼感も非常に大きなポイントでした。

グループ人財統括本部 人事部人材開発課 課長 間 正行さん

石原さん:実際に、私自身も受講して、コンテンツのバランスがいいなという印象を受けました。豊富なコンテンツに加え、学習時間も5分〜1時間など幅広く、目的にあわせて勉強しやすいのが良かったですね。受講した社員のアンケートにも同様の意見が多く、新しいものの見方ができるようになったという声も多く聞きます。

間さん:私もユーザー視点で見てみました。良かった点はやはり、使いやすくて、わかりやすくて、学びの幅も広いこと。ながら勉強をするのにもとても有効だなと思いましたし、一つひとつのコンテンツの内容がかなりコンパクトで、知りたい知識がギュッと詰まっているので学びの効率がいいと感じました。

社内にはどのように導入していったのでしょうか。

石原さん:受けたい人からの挙手制になります。毎回必ず、学ぶ目的と学んだ後のゴールを書いてもらい、その後にカテゴリーを選ぶアンケート形式で申請をします。
特に導入を始めた頃は、人事の方で受講者の学習の進捗も確認しながら背中を押すようなことをしていました。現在はある程度、学習する文化ができてきたので、管理が必要な人のみ対応し、基本的には本人の自主性を大事にしています。

間さん:『GLOBIS 学び放題』はとてもいいコンテンツなので、挙手制ではなく、全社利用も検討しました。しかし、会社から言われたものを学ぶのではなく、自分で考えてもらうことが非常に重要だと思い、現在の仕組みにしています。
導入後、毎年受講者数は伸長しており、現在は全社の3割ほどが受講しています。

受講者数を増やしたり、視聴を促進したりするために工夫したことはありますか?

石原さん:地道なのですが、毎月発信している社内報の掲示板や各部門のリーダーによるコースの紹介など組織風土にあわせた根気強い周知が一番かなと思います。
「何を学んだらいいのかわからない」との声がよく上がってくるのですが、その場合は自分のありたい姿から考える方法などを案内したり、何を学ぶべきかを考えること自体が必要だということを手を変え品を変え啓蒙しています。

グループ人財統括本部 人事部人材開発課 アシスタントマネージャー 石原 祥子さん

石原さん:また、経営サイドからの後押しも大きいですね。「研修や自己研鑽制度に補助をもっと手厚くしていってもいいのでは」という後押しをいただけるようになったのも組織の変化の一つかもしれません。

間さん:社内報でも社長やリーダー自身が受けた『GLOBIS 学び放題』のおすすめ講座を紹介していて、それもとても効果的です。


実際のリコーリース社内の交流掲示板における宣伝

毎月「役員のおすすめ講座」といったコーナーを設け、関心を持ってもらうための仕掛けを作っているのは、個人的にもいろいろな観点で興味・関心が湧くので、社員の皆さんにも響いているのではと感じます。特に若い社員からすると、リーダーが見ている景色を知ることはとてもいい刺激になるはずです。

石原さん:このようなおすすめ施策はグロービスの担当者に相談させていただき参考にしました。弊社の組織文化みたいなところも踏まえてアドバイスいただけるので助かっています。

社員が「ありたい姿」を見据え、自ら動くきっかけに

『GLOBIS 学び放題』導入後、効果を感じた点があれば教えてください。

間さん:私は仕事柄、若い社員と面談をすることが多いのですが、最近は自分自身の「ありたい姿」や「キャリアイメージ」をかなり明確に話してくれる傾向にあると感じています。そして、そのきっかけが、『GLOBIS 学び放題』だったというケースもあります。
やらされて学ぶのではなく、結局どうありたいかがないと学ぶ意義がありません。目指す姿があり、それに向かって自ら選択して学ぶ姿勢が若い社員に根づいてきたことは大きな成果です。これは私たちが社員に求める理想の姿に近く、自分で考えて動いてみるきっかけとして『GLOBIS 学び放題』があるというのが、効果の表れかなと思います。

石原さん:受講者が増えているということは、自分自身や今いる環境を客観視し、健全な危機感を持って自律的に動いている社員が増えているということでもあるのかなと感じています。
社長や経営層も、学ぶ文化がだんだんと形成されてきているという認識を持っていると思いますし、各部門の組織長が目線を同じくする、一つの指針にもなっています。

学びの質を重視し、人的資本経営に繋げていく

今後の展開として考えていることはありますか。

間さん:今後は数と同時に質にもこだわりたいですね。
現在、『GLOBIS 学び放題』を受講した人数が全社員に対して何割かという数値目標が私たちとしてはあります。ただ、数字を追いかけるだけではなく、社員の目指すあるべき姿に対して、どんな学習をしているのか、進捗はどうなのか、自分の今の立ち位置はどうなのかといったところに少し触れながらキャリア形成を支援していくようなイメージです。
これが本当の意味での人的資本経営に繋がっていくと思っています。

石原さん:数値だけを追うと目的が歪んでしまうこともありますよね。部署で最低何人受講しないといけないとか設定してしまうと尚更です。数と質のバランスは難しいのですが、一番大事にしたいのは一人ひとりの自律性です。

間さん:学ぶことを通じて、各自がありたい姿をビジョンとして持てる状態が組織の目指すべき姿なのかなと思います。『GLOBIS 学び放題』は、その有効な手段であると感じています。
今後は「自ら考え、自ら動く」自律性が組織文化として根づくよう、引き続き施策に取り組んでいきたいと考えています。

最後に『GLOBIS 学び放題』を検討されている企業や担当者に一言お願いします。

石原さん:『GLOBIS 学び放題』は、ユーザー企業の取り組みに伴走してくれるところがいいですね。具体的な話になりますが、管理画面の中にも事務局をサポートするようなコンテンツや機能をたくさんご用意いただいています。会社ごとに必要な情報を準備いただいているので、とても使いやすいと感じています。

間さん:自ら考え、判断し、行動できる人財の育成を検討されている企業様は多いと思います。すでに社員に対してさまざまなアプローチを検討されていると思いますが、その一つの手段として『GLOBIS 学び放題』を社内展開するのはとても有効だと私たちは感じています。

『GLOBIS 学び放題』を積極的に活用し、日々の業務に活かしているという清谷さんと諸井さん。忙しい業務の合間にどのように『GLOBIS 学び放題』を活用しているのか、魅力に感じている点についてうかがいました。

エリア営業本部 首都圏第一支社 東京第二支店 アシスタントマネージャー 清谷 光宏さん(写真左)
審査本部 審査二部 第二審査センター 諸井 栞さん(写真右)

『GLOBIS 学び放題』を受講した理由を教えてください。

清谷さん:私は現部署に配属されて5か月目で、その前は駐在員として秋田県の支店に5年半いました。そのため、本社の動向や最近のトレンドなどの情報を自ら取りにいかないと周りから遅れてしまうという危機感があったので受講しました。

諸井さん:私は、今4歳の息子がおり、職場に復帰してからは仕事と育児をこなすことで毎日精一杯な時期がありました。一方で同期入社や年次の近い先輩方は、昇格だったり違う部署に異動してステップアップをしていたりしていて、自分はこのまま現状維持でいいのかという危機感がありました。
なかなか学びの時間が取りづらいという課題はありましたが、同じ部署で『GLOBIS 学び放題』を受講していたメンバーから隙間時間に受講しているという話を聞きました。それなら私でもできるかもしれないし、スキルを磨いてステップアップしていきたいなと思い受講しました。

実際に『GLOBIS 学び放題』を受けてみての感想を教えてください。

清谷さん:受けてみた印象は、コンテンツがとてもわかりやすかったことです。チャプターが細かく分かれて構成されていたり、イメージしやすい図があったりと、理解できる工夫が施されているのを感じました。あとは、隙間時間を活用して学べるので、一言で言うと本当に使いやすいなというのが感想です。

諸井さん:初めは操作に慣れていなかったり、やらなくてはという義務感があったりして、気負っている部分がありました。視聴しているうちにだんだんと習慣化され、面白いと思えてきました。今では自分の自由時間を犠牲にしているというよりも、楽しく学べているという感覚です。
子供は急にいろいろなことをするので、視聴の途中でいつでも動画を止められるのはありがたいです。また、私は本や文章でインプットするのに少し苦手意識があって、昔から授業を聞いたり、画像のイメージを見ると頭にすっと入ってくるタイプでした。そういう意味でも『GLOBIS 学び放題』はすごく自分に合っていたなと思います。

仕事で役に立ったことはありますか?

清谷さん:役立ったのは、会計に関わるところです。弊社はリース会社なので、審査や会計は必要な知識なのですが、自分の中で理解が浅かったところを学び直すのに活用しました。

諸井さん:ファシリテーションやプロジェクトの進め方は『GLOBIS 学び放題』で学んだことがすぐに業務に活かせました。部署内で業務改善を行い、それを他部署の所長やグループリーダーに提案する機会があったのですが『GLOBIS 学び放題』で学んだ内容を活かし提案できたことでスムーズに合意に繋がりました。上司からも「よくできた」とお褒めの言葉をいただき嬉しかったです。

どのようなコンテンツをよく見ていますか?

清谷さん:私は2つの観点で視聴するコンテンツを選んでいます。
一つは、自分の業務で必要としているもの。もう一つは、今まで自分のアンテナには引っかかっていなかったけど見ておいた方がいいと感じたものです。
例えば、以前はAI分野をひたすら見ていました。そもそもAIとは何かというところから、どういうロジックでできているのかなどを知ることができて面白かったです。その後、良かった動画はお気に入りに登録して、見返したい内容をさらに絞って視聴しています。

諸井さん:私もほとんど同じで、一つは自分の業務に役立ちそうだったり、将来のキャリアを考えた時に必要となりそうなもの。それ以外では、自分の知らないことを学びたいので、テクノロジーやDXなど、目先の業務には関連していないけれど将来的に何かに繋がっていくのではと思えるコンテンツを視聴しています。

清谷さん:社長や本部長、支社長などのコンテンツ紹介も社内報で必ずチェックしています。まだ視聴できていないものもありますが、やっぱり興味が湧きますよね。

諸井さん:私も、一通り受講が終わったあと、上司が見ているコンテンツを視聴しました。あとは、部署の共有メールで話題になっていたコンテンツ『成果を生む「自律人材」になろう』は意識的な変化を得られました。人材業界の会社にいた方の話で、とても記憶に残っています。

受講したことで行動に変化はありましたか?

清谷さん:意識の部分で言いますと、自ら情報を取りにいったり、知らないことを学ぶことが楽しくなりました。読書はもともと好きでしたが、『GLOBIS 学び放題』は動画や図が頭に入りやすいので、受講し終わったあとの達成感が快感になるというような変化がありました。

諸井さん:私も同じく自分がどういう風な学び方をすればいいのかがわかって、今は学びを楽しめるようになりました。
また、私の部署では動画を見てインプットするだけではなく、半年に1、2回は自分が学んで良かったコースだったり、みんなにも共有したい内容について、メールで発信するようにしています。それによって、部署の方針や状況に対して、自分自身に不足していることは何か、どのように動くといいかを考えて目標を立て行動するようになりました。

どんな時に視聴していますか?

諸井さん:基本的には、朝子供が起きる前の時間です。今までは起きたら布団でSNSを見てしまうのが癖になっていたので、その時間を置き換えました。あとは夜、子供が寝た後ですね。私の場合、在宅勤務で移動時間がないのでこのような時間に視聴しています。

最後に、まだ『GLOBIS 学び放題』を活用していない方にお伝えしたいことはありますか。

清谷さん:コンテンツ自体は、若手からベテランの方まで非常に有用なものが詰まっているので、多くの方におすすめしたいです。その上で、やはり主体的に学ぶことが大事だと思います。これから自己成長を志す方で、何から勉強していいのか、どんなツールを使ったらいいのか迷っている方は、まず『GLOBIS学び放題』を使ってみてほしいと思います。

諸井さん:私は自分と同じ子育て中の方におすすめしたいです。弊社には子育て中の方が多くいて、活躍している方もたくさんいるのですが、以前の私のように何をしたらいいのか悩んでいる方もいるはずです。常に時間がないと感じている方でも、気軽に隙間時間で学べるのはかなり効率が良い自己研鑽方法だと思います。私にとって『GLOBIS 学び放題』は、自分の世界を広げてくれる図書館のようなサービスですね。

リコーリース株式会社
  • 事業内容:リース&ファイナンス事業、サービス事業、インベストメント事業
  • 社員数:1,601名(連結)
  • グロービス学び放題の利用目的:全社公募
  • 企業HPへ
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