概要
このコースについて
企業が事業拡大やさらなる成長を目指す際には、「市場」「製品」において「既存」「新規」のどこで勝負をするのか検討する必要があります。
アンゾフのマトリクスは、経営学者のイゴール・アンゾフによって提唱された、企業における成長戦略の方向性を探るためのフレームワークです。このマトリクスを使うことで、実現可能性のある施策を網羅的に洗い出すことができます。また自社のこれまでの事業拡大の傾向、強み・弱みを確認する際にも役立ちます。
アンゾフのマトリクスを理解し、自社の事業拡大の検討に活用できるようにしましょう。
☆関連情報
フレームワークでニュースを読み解く、日経電子版の記事もぜひご覧ください。
「日本コカ・コーラ、米本社が売らない酒を売るワケ」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48234540V00C19A8000000/?n_cid=DSPRM5277
「駐車場シェア、SOMPOが描く成長戦略」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50741870Y9A001C1I00000/?n_cid=DSPRM5277
「富士フイルム「アビガン」で透ける難路の医薬品事業」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57204540V20C20A3000000/?n_cid=DSPRM5277
「テスラ株売却のパナソニック、「買い物上手」になれるか」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC303NP0Q1A630C2000000/?n_cid=DSPRM5277
コース内容
- アンゾフのマトリクスとは
- 分類①:市場浸透と新製品開発
- 分類②:新市場開拓と多角化
- 事例:紳士服専門店A社
- まとめ
- 留意点
こんな人におすすめ
・戦略の基礎知識を身につけたい方
・自社の事業拡大を分析・検討したい方
このコースを見たユーザーの学び
アンゾフのマトリックスは、事業展開の方向性を、市場および製品の新規性という切り口で4つのカテゴリーに分類する方法であり、自社の事業展開の傾向を理解したり、新たな事業を洗い出したりする際に有効である。アンゾフのマトリックスで新規事業を考える際は、既存事業とのシナジーを意識すると良い。
実現可能性などを意識しすぎると、創造的な案を出すのは難しくなるが、多角化のカテゴリーでは無限に案が出てきてしまいそうなので、どこまで広げるかという点が逆に難しいのではないかと感じた。
事業を製品と市場で分類したシンプルでわかりやすいフレームワーク。シンプルな分、検討する人の力量・センスが重要だと思った。
意外に理解度低かったことに気付きました。
自信の取り扱う商品が、一体誰を顧客としているのか?新市場となり得るのは誰か?今一度考え直したいと思います。