知見録 Premium
iPS・再生医療で日本は世界をリードできるか?~古川康×山田邦雄×山中伸弥×平手晴彦
※本動画は出演者への事前許諾のもと、GLOBIS知見録より転載させて頂いています。ご協力頂き感謝申し上げます。
概要
このコースについて
G1サミット2019
第9部分科会H「iPS最前線~世界最速の再生医療製品認可制度で世界をリードする日本~」
(2019年2月11日開催/星野リゾート青森屋)
再生医療の分野で世界の最先端を走る日本。再生医療関係法の施行によって、有効性が推定され安全性が確認された場合に、条件及び期限付きで特別に早期に承認される日本独自の制度が整備され、日本は再生医療製品の製品認可を世界最速で取得できる国となった。現在までに、理研等のチームにより世界初の加齢黄斑変性に対するiPS細胞由来の網膜細胞移植の臨床研究が実施され、京都大学ではパーキンソン病に対するiPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞移植の治験が開始された。大阪大学は、iPS細胞から作った心筋シートによる心臓病(重症心不全)治療で世界初の再生医療製品化を目指している。海外から日本へ再生医療の研究開発拠点を移す企業も相次ぐ。進展する日本の最先端医療の今後の展望を語る。(肩書きは2019年2月11日登壇当時のもの)
古川 康 衆議院議員
山田 邦雄 ロート製薬株式会社 会長 兼 CEO
山中 伸弥 京都大学 教授 iPS細胞研究所 所長
平手 晴彦 武田薬品工業株式会社 コーポレート・オフィサー
コース内容
- iPS・再生医療で日本は世界をリードできるか?~古川康×山田邦雄×山中伸弥×平手晴彦
このコースを見たユーザーの学び
これだけ、いろいろな国の人が混ざり合っても、やはり、国の境は重要なものなんだなと感じました。また、理系、文系といったカテゴリーも、まだまだ、なくならないことに、一人一人が、考え方を変えていくことが、今後、必要なことだと感じました。
失敗に寛容な社会というのは、どの分野においても当てはまる気がします。
最先端の技術にはリスクが伴うが、マイナス面にだけ目を向けない科学的な物の見方を持った社会環境の醸成が必要