知見録 Premium
コロナ禍における子どもたちの危機をどう救うか?~白井智子×中室牧子×森まさこ×駒崎弘樹
※本動画は出演者への事前許諾のもと、GLOBIS知見録より転載させて頂いています。ご協力頂き感謝申し上げます。
概要
このコースについて
第12回G1サミット
第6部分科会S「コロナ禍における子どもたちの危機をどう救うか?」
(2021年3月20日開催/仙台秋保温泉)
新型コロナの影響によって、子どもの貧困が深刻化している。日本では7人に1人、およそ270万人の子どもが貧困状態にあり、子どもの成長や教育に大きな負の影響を与えているという。先進国の中では米国、イタリアに次いで高い割合だ。そこにコロナ禍の打撃が加わった。子どもたちが、生まれた環境にかかわらず、未来への希望を持ち、自立する力を伸ばすことのできる機会と環境を整えるため、私たちに出来ることとは。(肩書きは登壇当時のもの)
白井 智子 NPO法人新公益連盟 代表理事
中室 牧子 慶應義塾大学総合政策学部 教授
森 まさこ 参議院議員
駒崎 弘樹 認定NPO法人フローレンス 代表理事
コース内容
- コロナ禍における子どもたちの危機をどう救うか?~白井智子×中室牧子×森まさこ×駒崎弘樹
このコースを見たユーザーの学び
重層化、多層化している課題に対しては縦割りでは効果的な対応が難しく、横断的な組織や機能が重要性を増していると思う。どこに問題があって、どのような改善が図れているのか?データで定量分析すること。また子どもたちと社会・家庭との適切な距離感をとること。突き放さない、過保護になりすぎない、個性の尊重や自立を支援する仕組みや工夫を実行していきたい。
コロナ禍、マスク生活が当たり前の子供達は、人とのコミュニケーションが苦手になっているような気がします。まさに犠牲になっているのは子供達だと感じました。
データ化したことで子供の問題が重複している事がわかった件にもあるように、見えなかったものを見える化させる事はとても大切。
STAYHOMEのHOMEが危機的状況である子供達がいる、「親権(=親の権利)」ではなく「親の責務」に言い換えている国が増えている等、自分の価値観や常識をアップデートしていく必要性を感じた。
ビジネス面で出来る事とは、という問いに、コロナ禍等の大きな危機的直面でも企業が自立して社員やその家族・子供を守れるようにという意見も貴重だった。