概要
このコースについて
「デザインと経営」と聞いて皆さんはどんなことをイメージしますか?
皆さんの企業はどのくらいデザイン経営をしていますか?
なかなか即答するのが難しい問いかもしれませんが、昨今、デザインを経営資源にする取り組みが注目されています。
このコースでは、株式会社JMCの取締役兼CDO(チーフ・デザイン・オフィサー)でもある山﨑晴太郎氏に、製造業でデザイン経営を取り組んだ事例を中心に、デザイン経営の実際や難所についてお話し頂きます。
また、コースの最後には、ご自身の組織のデザイン経営をセルフチェックするポイントも紹介しています。
ぜひデザイン経営の具体事例を知り、ご自身の組織の経営や個人ができることを考えるきっかけにしてみてください。
コース内容
- コース紹介
- 経営におけるデザインプロジェクト
- プロジェクトの”難所”
- 深掘り対談
- 【デザインと経営】13のセルフチェック
講師プロフィール
山﨑 晴太郎
株式会社セイタロウデザイン 代表取締役、アートディレクター。
株式会社JMC 取締役兼CDO。
立教大学卒。京都造形芸術大学大学院芸術修士。PRエージェンシーを経て2008年独立、株式会社セイタロウデザインを設立。企業・サービスのデザインブランディングを中心に、グラフィック、WEB、空間、プロダクトと多様なチャネルのアートディレクション・デザインワークを手がける。アジアデザイン賞、IFデザイン賞、グッドデザイン賞金賞など国内外の受賞多数。各種団体主催のデザイン賞審査委員や省庁の有識者会議検討委員を歴任。FMヨコハマ「文化百貨店(毎週日曜2430−2500)」メインパーソナリティー。琉球びんがた普及伝承コンソーシアム理事。NPO ATRS WORKS理事。東京2020組織委員会スポーツプレゼンテーション・クリエイティブアドバイザー。
(肩書きは2020年2月撮影当時のもの)
このコースを見たユーザーの学び
ある場面では会社の経営理念を末端にまで浸透させるため、ある場面では就職志望者を増やすため、また別の場面ではEmployee Experienceを高めるためといったように、「デザイン」という言葉が非常に多くの意味で使われているように感じました。意味がとりにくい部分があるので、デザイン経営という分野は今後、もう少し細分化され、体系的にまとめられていくように思いました。
会社経営にデザインを導入する目的が、経営理念を末端の動きまで連動させるためとのポイントが参考になった。デザイン=機能的に動くものをシンプルにつくることと理解していたが、それを経営理念にも適用できるとすると、是非経営者か、経営者の話相手として、デザイナーを選ぶべきとも思った。ぼやっとしたものを対話を通じて形にあるものにしていくのがデザイナーの仕事とのポイントも参考になった。これから自分としてもデザイナーの視点を意識して課題解決に応用したいと思います。
ロゴの使用規定はあるものの、
フォントまで社内で統一するという視点はなく、非常に参考になりました。
会社の理念や哲学の明文化も多くの企業がしていると思いますが、
社員一人ひとりが言語化できるまでに、落とし込めているかといえば、
そうではないように思います。
非常に示唆に富む動画でした。