概要
このコースについて
「節税効果」について考えたことはありますか?ファイナンスでは、有利子負債の利子費用が事業や企業の現在価値に及ぼす効果のことを指します。企業経営において、有利子負債と株主資本の関係、すなわち資本構成はどうあるべきかは大きな論点の一つです。「節税効果」を理解し、企業のファイナンス活動に役立てましょう。
※このコースを学習する前に、以下のコースを視聴することを推奨します。
・金銭の時間的価値
・割引率
・DCF法
・フリー・キャッシュフロー
・WACC
☆関連情報
フレームワークでニュースを読み解く、日経電子版の記事もぜひご覧ください。
「ソフトバンクGのヤフー再編、節税と脱税の境目は?」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47085220Y9A700C1000000/?n_cid=DSPRM5277
コース内容
- 節税効果
- 節税効果の意味は?
- 節税効果とは
- 支払利息のない場合とある場合の比較
- 事例:節税効果を用いたFCFの計算
- 川村さんの例
- 留意点①
- 留意点②
こんな人におすすめ
・ファイナンスの基本的な知識を学びたい方
このコースを見たユーザーの学び
softbankが多くの有利子負債を抱えた経営をしている背景の一端が理解できた。
イメージしていた節税効果と違っていたため、今後経理・財務部門と話をする中で、共通認識を持ってやりとりができる点で活用できると感じた。ただ、借入金による支払利息もメリットと考える点について、結局は本来支払わなくてよいお金を支払っている点で本当にメリットといえるのだろうか、という感覚がどうしても残る。
節税効果で企業価値が高まるというのはどうも納得感がない。