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U-40世代が考える、社会的分断・断絶を超えるためにできること~成田悠輔×福井良應×村田早耶香×若新雄純×安部敏樹
※本動画は出演者への事前許諾のもと、GLOBIS知見録より転載させて頂いています。ご協力頂き感謝申し上げます。
概要
このコースについて
G1新世代リーダー・サミット2021
第3部全体会「社会的分断を超えるために私たちができること」
(2021年7月11日開催/ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン)
コロナ禍で社会の分断と断絶が加速し、構造的に弱い立場に置かれている人々の状況はさらに厳しさを増している。社会的分断を超えるために、私たちは何ができるのか。市場経済の外側あるいは隣接領域として扱われる科学、地域、宗教、フィランソロピーというそれぞれの角度から、課題解決の方策を探る(肩書きは2021年7月11日登壇当時のもの)
成田 悠輔 イェール大学 助教授/半熟仮想株式会社 代表取締役
福井 良應 認定NPO法人おてらおやつクラブ 理事CMO/真言宗御室派興山寺 住職
村田 早耶香 特定非営利活動法人かものはしプロジェクト 共同代表
若新 雄純 慶應義塾大学 特任准教授
安部 敏樹 一般社団法人リディラバ 代表理事
コース内容
- U-40世代が考える、社会的分断・断絶を超えるためにできること~成田悠輔×福井良應×村田早耶香×若新雄純×安部敏樹
このコースを見たユーザーの学び
お話を伺って、・対話.
・価値観が違う相手とも粘り強く対話をしていくこと。
が大事と感じた。
個人的には意見が合えば奇跡的なことで、嬉しいし、合わなければそれは普通なことで、何が相違を生むのかを興味深く探る事が粘り強さを生む(てか、楽しめるかも)と考えている。
分断を作り、そこを人殺しなどのブラックパワーで超えていくことには反対。動物らしいといえばそれまでだが、ブラックパワーは長続きしないし、結局軍事産業を盛り上げるだけで。ループ間があり、面白くない。
ここは、人間の進化を見せる意味でも、対話のみで解決を図りたいところ。
最近読んでいる「嫌われる勇気」という本が対話に関してどハマりなので、おすすめしたい。
参議院議員選挙の政見放送を聴いていると、分断をはかり自分の国は武力で守るという論理展開が多いが、前述のブラックパワーから始まるループにハマりそう。
人は基本的には幸せになり、楽しく生きていれば死にたくないとう共通点があると思うため、そこをお互いに少し我慢することで持続可能性がある、ホワイトパワーを産むと信じたい。
対話自体よりも、対話する相手(の種類)が小さなコミュニティの中で限定されているという自分をどう乗り越えるかが重要という言葉に、頭を殴られた思い。視野を広く、人をラベリングせず、多くの多種多様な出会いを得続けることが人生で如何に難しいことか。日々、与えられる機会を断ることも増えたが、まずはもらえる機会に重い腰を上げてでも参加してみることを心がけたい。
曖昧さの中にロマンを感じる、可能性を信じ続けることの重要性にも強く共感した。絶望する社会を乗り越え、血の流れない希望を如何に社会に実現するか。愛情を渇望し、理解を求めて得られないことに人は傷つくのだと思う。人は分かり合えないことを前提にして、どうやって強過ぎない結びつきを得て、共助して社会をつくっていくか。
また、少子化の中で児童虐待が増えているという日本社会のジレンマに寒気がした。養子縁組のハードルを下げることが今後求められると思う。
深淵なテーマであり、考えさせられました。その人がいるコミニュティや、価値観により、異なると思いますが、やはりサステナビリティの観点で、できることからやって行こうと思いました