概要
このコースについて
「ダイバーシティ」「ダイバーシティマネジメント」という言葉を耳にする機会は増えていますが、「ダイバーシティとは何か」については知っているようで知らなかったり、また実現に向けて動き出しているものの、課題に直面する、といった方も多いのではないでしょうか。
このコースでは、ダイバーシティとは何か、またなぜ必要なのか、推進する効果は何かを解説した上で、企業がダイバーシティマネジメントで直面しがちな課題や、乗り越えるための重要なポイントも紹介していきます。
コース内容
- コース紹介
- ダイバーシティマネジメントとは
- 組織になぜダイバーシティが必要か
- 各論①女性の活躍推進(上)
- 各論①女性の活躍推進(下)
- 各論②働き方のダイバーシティ
- 各論③多様な人材のマネジメント
- これからのダイバーシティマネジメント
こんな人におすすめ
・ダイバーシティの必要性や効果について理解を深めたい方
・ダイバーシティマネジメントの難所と乗り越え方について、具体的な事例を知りたい方
講師プロフィール
林 恭子 グロービス経営大学院 教員
米系電子機器メーカーのモトローラで、半導体、及び携帯電話端末のOEMに携わった後、ボストン・コンサルティング・グループへ。人事担当リーダーとしてプロフェッショナル・スタッフの採用、能力開発、リテンション・プログラム開発、ウィメンズ・イニシアチブ・コミッティ委員等、幅広く人材マネジメントを担当する。グロービスでは、人材・組織に関わる研究や教育プログラムの開発を担当した後、経営管理全般を統括。またリーダーシップ、人材マネジメント、ダイバーシティマネジメント、キャリア開発、パワーと影響力等の領域を中心に、グロービス経営大学院での講義、および、企業研修、講演などを多数務める。経済同友会会員。組織学会、産業・組織心理学会、及び経営行動科学学会員。
このコースを見たユーザーの学び
私の会社では技術系女性社員を増やす試みをしています。機械・電気専攻出身者が多く必要になりますが、そもそもの母数の男女比が9:1であるのにもかかわらず、7:3程度の割合で採用しています。つまり、不適合な人材に下駄をはかせて採用していることになります。
ダイバーシティの無意味な推進は近い将来自滅につながるのではと思います。
私はDiversity managementでは日本の中でリーディングカンパニーに務めていますが、我々もまだ道半ばであると認識しました。女性管理職比率は向上しているし普通に外国人がオフィスにいますがまだInclusionの域には達していません。更なる組織に統一性を与える工夫や仕掛が必要ですね。
多様性を活かすと言えば聞こえは良いが、
活かすための土壌作りが何よりも大事である。
概念が変化するスピードは速いが人や組織は緩やかにしか変われない。