受講者のやらされ感、どう防ぐ? 伝え方の工夫で学習目標を意欲に繋げる学習目標達成サポート機能

その目標設定、「やらされ感」を生んでいませんか?

自律性が求められる、eラーニングでの学習。その学習量や内容については、受講者の主体性に任せる場合もあれば、「学習目標」や「修了要件」を管理者側で設定するケースもあるでしょう。

受講者の成長を願い、計画的な学習を促すための指標。投資するからには、一定の「量」を学んでほしい。
そのような想いから設定したはずの学習目標。うまく機能していますか?

管理者側が設定する学習目標は、その伝え方や関わり方を誤ると、いつの間にか「達成することが目的」となり、自律的な学習意欲を阻害する要因になりかねません。時には「やらされ感」のように、育成施策そのものへのネガティブな印象さえ植え付けてしまうこともあるかもしれません。
では、どうすれば学習目標をポジティブな「意欲」に転換できるのでしょうか?

アメリカの心理学者エドウィン・ロック氏とカナダの心理学者ゲイリー・レイサム氏が提唱した「目標設定理論」によれば、人のモチベーションを高める目標には、以下の共通点があると言われています。

  1. 具体的で明確であること
  2. 適度に困難であるながらも、実現可能であること
  3. 本人の納得感があり、意欲的に取り組めること
  4. 進捗に対する適切なフィードバックがあること

管理者の方が設定する目標は、「〇時間学習する」といった形で①の具体性・明確性は満たされている場合がほとんどです。よって、「やらされ感」が生まれるとすれば、その原因は②、③、④の要素、つまり「適切な目標難易度」「本人の納得感」「適切なフィードバック」が欠けている状態にあると考えられます。

学習目標を「意欲」に転換させるために、管理者がやるべき3つのポイント

ポイント1:適切な難易度で、挑戦する意欲を引き出す

目標は、簡単すぎても難しすぎても、人の心は動きません。更に、学習の必要性の感じ方も受講者それぞれです。そんな中、目標が高すぎると感じて「自分には無理そうだ…」と諦めてしまうのは勿体ないですよね。

適切な難易度での目標設定のためには、まず、自社の受講者の「学習への意欲」がどの程度かを考えてみましょう。

例えば、初めて自己啓発としてeラーニングを導入するなど、受講者の意欲の状態が分からない場合は、あえてハードルを低めに設定します。すると、受講者は過度なプレッシャーを感じず、「これなら自分でもできるかもしれない」と前向きな一歩を踏み出しやすくなります。

そして、その結果を見ながら、少しずつ挑戦しがいのあるラインへと引き上げていきましょう。「必達のノルマ」ではなく「推奨されるマイルストーン」として位置づけることも、健全な挑戦意欲の鍵となります。

ポイント2:納得感を醸成する

目標を設定したら、その背景にある想いや受講者自身のメリットを丁寧に言語化して伝えましょう。「やらされ感」の根源には、「なぜ、これをやる必要があるのか分からない」という目的への不信感があります。ぜひ、伝え方を工夫してみましょう。

避けたい伝え方の例:今期の修了要件は〇時間です。各自、計画的に進めてください。

心がけたい伝え方例:皆さんが新しいスキルを確実に身につけ、日々の業務で自信を持って活躍できるよう、今期は〇時間という学習時間の目安を設けました。これは皆さんの成長を後押しするための会社としての指標です。ご自身のスキル課題やキャリアプラン等と照らし合わせながら、この学習機会を最大限に活用してください。

さらに、目標設定の客観的な背景(例:前回の全社平均学習時間は〇時間)を共有することも、納得感を高める上で有効です。目標達成が自身の成長に繋がる納得感や「自分にもできそうだ」というやる気を醸成することが、自律的な学びへの大切なステップです。

ポイント3:継続的なサポートで、孤独な学びを支える

これが最も重要であり、難しいポイントです。目標は、行動を伴わなくなった瞬間に形骸化します。管理者は、受講者が自律的な学習の途中で孤独を感じないよう、継続的に頑張りを応援する「サポーター」であることが求められます。

定期的なメールサポートの例:全体の学習状況のポジティブな側面を共有する
 『先月も多くの方が学習を進めていましたね。特に〇〇の動画は視聴者が多かったです』

1on1の冒頭でのサポート例(上司の場合):行動の変化と学習の結び付けを賞賛する
 『先日の会議の進行はとてもスムーズでしたね。もしかして何か学びを活かしたのではないですか?』

こうした小さな情報発信や声掛けなどの関わりが、受講者にとって「自分の努力を見てくれている」という大きな励みになり、学習を継続する力強い動機付けとなります。

理想のサポートを、現実的な仕組みで。「学習目標達成サポート機能」

しかし、ここまで読んで「理想は分かる。でも、日々の業務に追われる中で、全受講者の進捗を把握し、一人ひとりに声をかけ続けるのは現実的ではない…」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのとおりです。管理者の管理努力に依存したサポートは、属人化し、継続性に欠けるという課題を抱えています。だからこそ、このプロセスを「仕組み」によって標準化・自動化し、安定的に実行することが重要です。

そこでご活用いただけるのが、GLOBIS 学び放題の「学習目標達成サポート機能」です。

この機能は、管理者の皆様の「受講者を丁寧にサポートしたい」という想いを、システムで強力に後押しするものです。管理画面で設定した任意のグループごとに、学習目標として「視聴時間」を設定し、その達成に向けた受講者の受講促進と管理者の管理負荷軽減を目指すことができます。先ほど挙げた3つのポイントの中で特に実践が難しい「ポイント3:継続的なサポート」を、管理者に代わって自動で実行します。

【主な特徴】

  • 受講画面や自動配信メールでの目標進捗の可視化で、受講者の学習意欲を醸成する
  • 進捗に応じたポジティブな受講促進メールをシステムが自動配信し、学習を効果的にリマインドできる
  • 管理者は学習目標に対する進捗を直観的に把握でき、サポートが必要な受講者をすぐに見つけられる

これらにより、受講者の計画的な学習の推進や学習目標達成者の増加を、管理者の皆様と共に目指します。

管理画面から簡単3ステップ

管理画面から簡単3ステップ!

「学習目標達成サポート機能」の詳細についてはこちら

ツールを賢く使いこなし、受講者の自律的な成長を後押ししましょう

やらされ感を低減しながらサポートを行う学習環境は、受講者の学習を促進するだけでなく、管理者の管理工数を削減し、より本質的な育成業務に集中する時間をもたらします。システムに任せられることは賢く任せ、管理者は「適切な目標設定」や「受講者の納得感を育むコミュニケーション」といった、管理者にしかできない役割に力を注いでいただく。受講者の皆さんの受講期間がより充実したものになるよう、ぜひ本機能と二人三脚で、一緒に頑張っていきましょう。

学習目標達成サポート機能を新たに導入していくにあたり、受講者へのご案内や周知文の作成に迷うこと・お困りごとなどがございましたら、お気軽にお問合せください。

開講フェーズごとの人(人事担当者・上司など)と管理画面機能による支援イメージ

開講フェーズごとの人(人事担当者・上司など)と管理画面機能による支援イメージ

※学習目標達成サポート機能は現在「視聴時間」のみ設定が可能ですが、お客様の声を踏まえて今後の機能改善・拡張を検討してまいります。

 

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