学習量が伸びない!を改善するには?

1.「学習量」が伸びない原因

受講者がどの程度、GLOBIS学び放題を活用できているのかという点において、受講したコース数(学習量)も参考になります。開講当初に定めた「導入目的やゴール」と照らし合わせて考察してみましょう。

①受講者ごとの「受講コース数」からの考察

受講者ごとの「受講コース数」では個人単位での学習量を確認することができます。
受講者間での受講コース数に差が生まれ、活用が進んでいる層と進まない層の二分化が起きている場合もあるため、注視していくことが必要です。

②受講者全体の「平均受講コース数」からの考察

開講からある程度の期間が経過しても、受講者全体の「平均受講コース数」が少ない場合には全体として学びが継続できていないことが考えられます。また、平均受講コース数が多いものの、全体の視聴傾向として初級コース(5~10分ほどの短い動画)が多い場合もあり、学習量としては改善が必要な場合もあります。

このように、当初想定をしていた学習量と実態が離れてしまっている状況もあるため、各数値を確認しながら、受講者の状況を考察することが大切です。

2.「学習量」を伸ばす施策を実行しましょう

受講者の学習量を伸ばすためにも、様々なアクションを取ることができます。

①受講者ごとの学習量(受講コース数)に差が生まれている場合

受講者単位で、受講コース数(学習量)に差が生まれている場合、活用が進まない層に対して打ち手を講じる必要があります。
効果的な方法の一例としては、
・日常の隙間時間を活用し、「いつ学ぶべきか」というアナウンスを事務局からアナウンスする。
・活用が進んでいる受講者にインタビューをし、活用のコツや継続的に学ぶコツをアナウンスする。受講者インタビューを発信することにより、全体への受講啓蒙にも繋がります。

②受講者全体の学習量(平均受講コース数)が少ない場合

平均受講コース数が少ない場合は、受講者全体に受講への啓蒙を行い、学びを継続するための情報提供が必要となります。

・おススメコース、人気コースランキングの発信をする。
何から見始めれば良いか、を全体アナウンスすると同時に、初級コースの視聴が多い場合は、中級以上のコースへの受講啓蒙も効果的です。また有益度ランキングなども周知には効果的です。
・学びの機会を増やすために、勉強会やグループワークを実施する。
・受講者全体に対しアンケートを実施する。
学習が進まない理由をヒアリングし、対策を練ることも施策の一つです。

上記はあくまで一例です。個人、全体として学習量に課題がある場合、貴社の状況・特性に合わせて、目的・ゴールに合った施策を検討し実行していきましょう。

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