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若手社会人と学び

リスキリング、未来人材ビジョン、リバースメンタリング…。
社会人に必要な「学び」についてさまざまな言葉・意見が飛び交う現代。
20代〜30代前半の社会人がいま「学び」についてどのように感じ、受けとめているのかを調査しました。

社会人も学ぶ必要があると感じますか?

全体(20~34歳)の結果は、感じたことがある69.1%,感じたことがない15.3%,わからない15.6%
20~24歳、25~39歳、30~34歳それぞれの調査結果です。20~24歳の結果は、感じたことがある71.6%,感じたことがない14.0%,わからない14.4%。25~29歳の結果は、感じたことがある72.0%,感じたことがない14.8%,わからない13.2%。30~34歳の結果は、感じたことがある63.6%,感じたことがない17.2%,わからない19.2%。

※「学び」とは広い意味で現在および将来の仕事・業務に関連するもの、ビジネスのスキルアップに関係するものなどを指す。以降すべて同様。

若手社会人の69%が「学びの必要性を感じたことがある」と回答。
特に20代は、必要性を感じる傾向が強いことがわかります。

しかし

学びを実践できていますか?

実践できていない58.3%,実践できている28.2%,わからない13.5%。

※母数は「学びの必要性を感じたことがある」と答えた方(n=518)

自分にとって必要な学びを実践できていないと感じる理由は?

自分にとって必要な学びがわからない34.8%、自分が何を学びたいかがわからない31.9%、どの学習から手をつけるべきかわからない27.4%、どんな学習方法を選ぶべきかわからない20.6%、何を学ぶべきか指導してくれる上司・先輩がいないから11.6%、時間がないから41.4%、お金がないから35.9%、自分はいま学ぶ必要がないと感じるから6.9%、その他0.8%。

※母数は「学びを実践できていない」と答えた方(n=379)

※自身の未来のキャリアや、現職をより充実させるために、日々の業務以外からも学習ができている状態を「自分にとって必要な学びができている」とする

学びの進め方がわからない状態に、不安や焦りを感じますか?

感じたことがある69.1%、感じたことがない30.9%。

※母数は「学びの進め方がわからない」と答えた方(n=272)

※母数は「学びを実践できていない」と答えた方(n=379)

※自身の未来のキャリアや、現職をより充実させるために、日々の業務以外からも学習ができている状態を「自分にとって必要な学びができている」とする

※母数は「学びの進め方がわからない」と答えた方(n=272)

多くの若手社会人が「自分にとって必要な学びがわからない」
「何を学びたいかわからない」など学びの迷子になってしまっています。

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「学び方」を知って、
迷子を抜け出そう!
学ばなきゃとは思うけど、何を学べばいいかわからない、どうやって学べばいいかわからない。そんな”迷子”の状態から抜け出すには、まず「学び方」を知ることが重要です。

自分に合った学習法を見つけるための4つのステップ

若手社会人の皆さんが気になった学びの話題は?

学び直し28.3%,リカレント教育18.4%,未来人材・未来人材ビジョン17.5%,リスキング16.7%,リバースメンタリング8.8%。

学びに関する情報が多い状態をどのように感じますか?

何を優先していいかわかりづらい35.3%,情報が多すぎて理解が追いつかない31.3%,成長の可能性など安心感を得られる18.0%,学びの選択肢に広がりを感じる17.9%,学びをしなければならないというプレッシャーを感じる17.7%,自分に必要な学びを選べる17.7%,それら学びを全て実践できるか不安を感じる16.3%,学びの意欲が増すと感じる12.0%,その他1.2%。

社会人の学びに関する情報はあるものの、
多すぎて逆に戸惑ってしまう状態であると言えます。

学びの迷子、「ありたい姿」を
描いて抜け出そう

解説ナビゲーター鳥潟幸志
「GLOBIS 学び放題」事業リーダー

鳥潟 幸志

学びの迷子、「ありたい姿」を
描いて抜け出そう

調査結果からは、「学びの必要性を感じていつつも、なかなか実践できない」「学びに関する情報が多すぎて、選択に迷ってしまう」—そんな若手社会人の姿が浮かびます。

学びが実践できてない理由として「自分にとって必要な学びがわからない」「何が学びたいかわからない」が上位にあげられています。

キャリアが浅く、まだ「自分の得意・不得意を理解する」、「やりたいことを定める」といった過程のさなかにある若手社会人にとっては、どのようなスキルが必要なのか、本当は何をしたいのかをクリアにするだけでも大変なことです。

そこから一歩を踏み出すためには、少しずつでもよいので、自身の「こうありたい」「こうだったらいいな」を描いていくことです。

「いつか、こんな領域に関わってみたい 」のような長期的なものでも、「明日の仕事を、あとちょっとうまくできるようになりたい 」のような短期的なものでもかまいません。

自分がどんな領域に興味があるか、どんなことを学ぶと自身の仕事に役立ちそうか考える際には、GLOBIS学び放題の『ラーニングパス』をヒントにするのがおすすめです。

1700以上のコースから目的や課題にあわせてぴったりなコースが組み合わされているので、具体的にどんなことを学ぶべきか、あらかじめイメージすることができます。

学びは義務or権利?

さまざまな「学び」の言葉が飛び交うなか、学んだ方がいいことはわかっていても
「不安や焦り」を感じている若手社会人が多いようです。
「学び」とは、私たちにとってどういう存在なのでしょうか。

学びは社会人にとってどんな存在?

義務だと感じる方38.4%,権利だと感じる方61.6%。

学びはなんのために行うもの?

義務だと感じる方

義務だと感じる方の調査結果は、世の中の役に立つため32.3%,地震の所属するチームや組織に貢献するため36.1%,出世・キャリアアップのため40.6%,転職のため19.4%,起業のため9.7%,副業のため11.1%,仕事でできることを増やすため27.1%,仕事への漠然とした不安を解消するため17.0%,学ぶことそのものが重要であるため14.2%,学ぶことそのものが楽しいため10.1%,教養を深めるため15.6%,時間を有効に活かすため10.4%.その他0%。

年を重ねるごとに責任が重くなっていくので後世のためにも最低限の知識が必要となるから。

社会人として会社に所属する上で、会社に貢献したり、それによって自身のキャリアアップに繋げたりするために必要だと思うから。社会人の学びは業務に直結すると思うから。

権利だと感じる方

権利だと感じる方の調査結果は、世の中の役に立つため23.4%,地震の所属するチームや組織に貢献するため19.5%,出世・キャリアアップのため44.8%,転職のため24.5%,起業のため9.3%,副業のため13.0%,仕事でできることを増やすため37.0%,仕事への漠然とした不安を解消するため10.0%,学ぶことそのものが重要であるため12.6%,学ぶことそのものが楽しいため12.8%,教養を深めるため26.8%,時間を有効に活かすため18.6%.その他1.3%。

仕事を通してさまざまなことを感じ、学ぶことによって自分の価値観、人間味が深まるように思う。自分で感じ、考えて学ぶことに意味があると思うので、義務ではなく、権利だと思いました。

学ぶことで自分自身の成長に繋がり、それによって自身のできる仕事の幅が広がり、それを出世や副業に活かすことができる。ただそれは人によって現状で満足していれば必要ないため、義務ではなく権利だと思っている。

自身の想いやクセを大事に、
でも自己流にはこだわらず

解説ナビゲーター鳥潟幸志
「GLOBIS 学び放題」事業リーダー

鳥潟 幸志

自身の想いやクセを大事に、
でも自己流にはこだわらず

学びは義務か権利か。これは捉え方の違いであり、どちらが正しいということはないと思います。

学びを義務だと思う人(以下、義務派)と権利だと思う人(以下、権利派)それぞれの学びの捉え方を比べると、義務派は「所属するチームや組織への貢献」など、自分以外の人への意識が強い傾向にあるようです。
一方、権利派は「仕事でできることを増やす」「教養を深める」など、学びを自身のためのものと捉える傾向があるようです。

義務教育とは違い、わかりやすい区切りが少ない社会人の学び。これを人生を通して行っていくには、こういった自身の想いやクセ・傾向などを知った上で、学習に向き合うことが必要です。

一方で、自己流にこだわらず、より学び方や考え方を積極的に取り入れ、「自分自身を成長させるスキル」を磨くことも重要です。例えば読書方法やタイムマネジメントなど、「なんとなくでやってきたけど、実は効率が悪かった」ということもあるものです。

そういったことを今まであまり考えたことがなかったという方は、ぜひ「自己を成長させるスキル」に関するコース集(ラーニングパス)をチェックしてみてください。きっと、ヒントになるはずです。

学びを経験すると

若手社会人のみなさんには、すでに「学びが自分にとってプラスに働いた経験がある」という、
いわば「学びの成功体験」をされた方もいます。
学びがうまく取り入れられると、社会人にはどんなメリットがあるのでしょうか。

学びが自分にとってプラに働いた経験がある人は?

37%

学びにはどんなメリットがありましたか?

仕事でできることが増える43.0%,地震の所属するチームや組織に貢献できる42.7%,出世・キャリアアップのためにプラスとなる39.1%,世の中の役に立てる32.3%,教養が深まる23.7%,転職のためにプラスとなる19.7%,学ぶことそのものが好きになる17.9%,仕事への漠然とした不安を解消する15.4%,副業のためにプラスとなる15.1%.企業のためにプラスとなる12.9%,時間を有効に活かせる12.9%,その他0.4%。

自分の可能性を信じて、
今ここから挑戦を始めよう

解説ナビゲーター鳥潟幸志
「GLOBIS 学び放題」事業リーダー

鳥潟 幸志

自分の可能性を信じて、
今ここから挑戦を始めよう

今回の調査では、回答者の若手社会人1/3以上が、学びがプラスに働いた経験を持っていました。

学びを続けていく上で、成功体験はとても重要です。

成功体験とは、給与があがった、商談が成功したなど、はっきりと結果に表れることだけに限りません。

「今までと同じことを、もっとうまくやれた」
「これまでとは違う見方を持てるようになった」
「他人から感謝の言葉をいただいた」

小さな変化であっても、そうした”成功”を積み重ねていくことで、着実に成長につながっていくはずです。

学ぶことで、見える景色が変わり
学ぶことで、行動が変わり
学ぶことで、仕事がサクサク進み
学ぶことで、周囲への貢献範囲も広がり
学ぶことで、自分自身のキャリアも大きく前進する
自分の可能性を信じて、
「これから」を思い描き、
今ここから挑戦を始めてみましょう。

どんな自分でありたいんだろう。
何を学べばいいんだろう。
進む先も、進み方も、決めるのは自分自身。

“これまで”どうやって歩んできた?
“これから”どうやって歩んでいきたい?
#これからの履歴書 と向き合っていくことで
私たちはきっと、変わる自分・変わる未来に
ワクワクできるはず。

勇気を出して
一歩踏み出してみよう。

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解説ナビゲーター鳥潟幸志
解説・ナビゲーター鳥潟 幸志
解説・ナビゲーター鳥潟 幸志

新卒でサイバーエージェントに入社後、23歳でPR会社ビルコムの創業に参画。
新規事業開発、海外支社マネジメント、営業、人事、オペレーションなど経営全般に10年間携わる。
グロービスに参画後に、EdTechとしての新規事業「GLOBIS 学び放題」を立ち上げ。
グロービス経営大学院や企業研修では思考系・ベンチャー系プログラムの講師を務める。
グロービス経営大学院経営学修士課程(英語MBA Program)修了。

調査概要

調査方法
インターネット調査
調査期間
2022年9月15日~2022年9月21日
調査対象
有職者(パート・アルバイトは除く)750名

宮城・東京・愛知・大阪・福岡の各県より、20~24歳、25~29歳、30~34歳の各年代で男女それぞれ25名、総合計750名の方に調査を実施しました。

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