概要
このコースについて
APV法(Adjusted Present Value:調整現在価値)とは、事業やプロジェクトの経済的価値を評価する方法の一つです。
このコースでは、事業価値の評価方法をあらためておさらいし、その上でAPV法とは何か、WACC法との違いは何かについて解説していきます。
状況に応じてAPV法、WACC法を使い分けられるようにしておきましょう。
※このコースを学習する前に、以下のコースを視聴することを推奨します。
・WACC
・フリー・キャッシュフロー
・節税効果
コース内容
- APV法
- 谷本係長の言葉の意味は?
- 企業/事業価値の評価方法
- APV法とは
- 事例:APV法の計算
- 岸田課長の例
- コツ・留意点
こんな人におすすめ
・ファイナンスの基本的な知識を学びたい方
このコースを見たユーザーの学び
「事例:APV法の計算」におけるFCFの現在価値2,000万円がすぐに理解できなかった。
高校数学を読み返し、
100/1.05^1 + 100/1.05^2 + 100/1.05^3 + 100/1.05^4 +・・・+ 100/1.05^(n-1) + ・・・
という「初項a:100/1.05、公比r:1/1.05」の無限等比級数の和で考えると、
a/(1-r) = (100/1.05)/(1-1/1.05) = 100/(1.05-1) = 100/0.05 = 2000
となってようやく「腹落ち」した。
永遠に続くとなぜ2000万なのかわからない
未だによく理解できておらず、別教材で補修が必要と感じる。
APV法ではFCFを現在価値に割り引くものは『FCFのリスクを表すもの』=『100%株主資本の場合のrE(株主からの期待収益率)』という部分がピンとこない。
100万円のFCFが毎年予測される場合のFCFの現在価値を単純にrEで割って求める、というそもそものAPV法の考えが理解できていない。