概要
このコースについて
ごく小規模な例外を除けば、企業がビジネスを行っていくにあたって、外部から資金を調達することはほぼ必須と言えます。当然、そこには債権者や投資家の存在があります。
外部から資金を調達する場合、どのようなポイントを押さえて投資判断、ひいては企業経営を行っていく必要があるのでしょうか。
このコースでは「資本コスト」という考え方にフォーカスし、ファイナンスの基礎となる概念の理解を深めていきます。
以下の関連コースを事前に視聴することをお薦めします。
※グロービス経営大学院およびグロービス・マネジメント・スクールにおける受講科目の教材として本動画を視聴される場合、関連動画はご視聴いただけない場合がございます。
・アカウンティング
・ファイナンス
コース内容
- コース紹介
- 株主資本コスト
- ファイナンスにおけるリスクとは
- 分散投資
- ポートフォリオ理論とCAPM
- 有利子負債コスト
- MM理論
- 節税効果
- 最適資本構成
こんな人におすすめ
・資本コストの考え方を学びたい方
・企業の資金調達を担っている方
・投資判断力を高めたい方
講師プロフィール
鷲巣 大輔 グロービス経営大学院 教員
一橋大学商学部卒業後、一貫して管理会計をベースとした経営戦略策定、事業部コントロールに従事。米系消費財メーカーのコーポレートファイナンスからスタートし、プライベートエクイティ業務、国立大学のCOEプロジェクトへの参画、ベンチャー企業のCFO、米系消費財企業のアジア・パシフィック地区のCFOを務めた後、日系ラグジュアリー企業の戦略統括部門に転身。管理会計の力で組織を強くすることをミッションに活動をしている。
このコースを見たユーザーの学び
難しい。復習しなければなりません。
企業は無借金より債権が有った方が価値が上がると言う事!
また無借金だと会社が買収されやすいと言う事!
非常に有益な神回でした。特に分散、ポートフォリオ理論、MM理論、節税効果の項は大変良い復習になりました。 価値が下がるのがリスクではなく、ばらつきがある、という事がリスク、という基本的な事を思い出しました。 ベータですが、非上場企業のCAPMを算出するには、レバードベータ⇒アンレバードベータ⇒レバードベータ、と計算するのでもう一段この授業のCAPM算出より難しいです。最後に、やはり適度な借金は企業価値向上の観点からも非常に重要という事ですね。無借金経営が信仰されている日本の文化はかなりユニークです。