医療をはじめ、他の分野でも日本の研究に対する資金提供の仕組みは世界よりも遅れているように感じた。日本で大学に残って研究することに対して夢を持たなかったので就職した自分のような人を少しでも減らす努力が国全体で必要だと感じた。
山中教授が製薬会社の立ち位置に忖度しているのが歯がゆかった。再生医療という注目分野に政府が予算投入で支援できていないことは残念。
これだけ、いろいろな国の人が混ざり合っても、やはり、国の境は重要なものなんだなと感じました。また、理系、文系といったカテゴリーも、まだまだ、なくならないことに、一人一人が、考え方を変えていくことが、今後、必要なことだと感じました。
失敗に寛容な社会というのは、どの分野においても当てはまる気がします。
最先端の技術にはリスクが伴うが、マイナス面にだけ目を向けない科学的な物の見方を持った社会環境の醸成が必要
コロナ前の世界線かー
研究が発達するためには、研究するための土台等をしっかりとしたものにする必要があると感じた
日本人の研究者がどんどん流出してしまうのは国策として阻止すべきだし、何をもって国を世界を盛り上げ人類に貢献していくのかを考え実行すべきと思う。4半期の結果だけで人事を行うと思っていたアメリカが基礎研究・知的財産などで最先端に行けるのはなぜか?を日本はマネ(学ぶ)なければならないと思う。
再生医療の最前線の話、役に立ちました。
失敗を許す環境を整備することは非常に難しい。成功において、価値が見いだされる現状において、コストをどのように考えるのか。
研究・開発だけではなく、どのような職場にも同様のことが言えるだろう。
これからの医療は健康をいかに維持していくかを考えていかなければいけない。
①日本の動向がアメリカから注目されている(批判されつつまねされている)②最先端医療の発展が産業を潰す(そこへの抵抗もある)という点が目から鱗だった。
VCの質問に対し、『目利き力(サイエンスに理解のある投資家)』が必要との回答だったが、質問者の本音はそのような状況を理解したうえで、それでも投資をしたい時に(サイエンスに精通した人材を置くことができない場合や、体制が整っていない場合等でも、投資を検討するために)はどのようなアプローチをすればよいか聞きたかったのではないかと思う。
現状だと目利き力のあるファンドに資金が集中するし、目利き力のあるファンドが目利きを間違えれば全体的に先端医療研究に向ける投資熱が冷めてしまう可能性もあるのではないかと思った。
日本が抱えている課題、世界の現状がよくわかりました。山中先生にはさらに頑張っていってもらいたいです。
山中先生の深い洞察、日本に対する思いが強く印象に残りました。サイエンスの分野だけでなく、アメリカに真っ向勝負で勝つということは非常に難しいとは思いますが、日本人だからこそ出来ることが必ずあると信じます。
自分自身も、死ぬまで学び、考え抜きたいと思いました。
研究者の待遇を含め、産学連携の価値を国として見直すべきであると改めて感じました。山中先生が国内にとどまって頂いている間に、iPS細胞の日本初の実用化を願います。
今回の公演を聞いて、ルールにのっとって行動するときと、逸脱して、新しいことに挑戦することの大切さを知ることができた。先生達が、いかに色々試行錯誤し、新しい挑戦をしてきたことを教えていただき、私もちょうど環境が変わり、新しい挑戦をしている最中なので、今思うこと、改善したほうがいいかなと思うことを実践してみようと思いました。
日本の文化は、目に見える物=結果に価値を出す傾向がまだまだ強い気がする。潤沢な資金を投じられ研究に打ち込める環境があるならば、海外でも行くであろう。日本の頭脳の流出は、今後も続くのではないか。悩ましい。
IPS細胞を発見した山中教授の様な方が、安い給与でも日本の大学研究室に留まって
続けるというのはまれな例であり、今後日本の科学者や学者を育成する為には、もっと
予算をつけて日本の研究室にいてもこれだけ稼げるというようなアメとムチを使い分ける
やり方をしないと優秀な人材は残らないと強く感じた。
医療分野に限らず、新規事業の開発に付きまとう諸処の問題、課題の中で、特に今の社会の不寛容、失敗を許容するという部分の解決策、解消法に一番時間がかかるだろうなと考えながら視聴させていただいておりました。
大きな成果を挙げた科学者の方ですが、理論云々でなく、根底に強く、熱い想いを持たれてるのを凄く感じました
人の命にかかわる研究だから、慎重さと倫理は必要ではあるが、それらを追い求めて人の命や高額な治療費の削減につなげるために、研究過程で失敗を重ねていくことは重要だとかんじました。
私は、文系のカリキュラムで学んできましたが、古川代議士やロート製薬の山田会長がご指摘になった、外国人研究者に日本で安心して研究・生活できるための社会統合政策には関われると思うので、今回のテーマとは直接関係はないものの、そのあたりで頑張ってみようと思えることを学ばせてもらいました。
失敗に寛容
重篤な分野への偏重
身近な成果
理系の考え方
思うところは色々ありますが、海外とは、競争しながら、ぜひ共創し世の中の進歩、人類の幸福に貢献してほしい。
失敗に寛容、、、本当にそう思います。
大変面白そうな動画であると思った。研究者の葛藤が見られた。
海外アカデミア、海外企業、海外子会社と仕事をしていて感じるのは、間を繋げる力の違いです。国内ではそれが無く、兼務している人が圧倒的に多い。ちゃんとJob Descriptionを明快にし、役割として作れば日本も戦えると思います。イノベーションが折角生まれても、それをイノベーションと気づかない、イノベーションのタネに育てられない状況を改善しないと。
なるほどそういうことですね
最先端の分野が育つことで既存の市場が淘汰される。この壁は大きい。それ以上に、最先端技術による解決が手軽すぎることにより、人間性がこれまで以上に崩壊する危険もある。サイエンス以外の部分で旧来日本人が大事にしてきた文化や
考え方に対する醸成も同時に進める必要がある。
恩返しのために日本にいる、と山中先生が仰ったのが印象に残った。そういう日本である続けるために、魅力を維持する努力が必要。
会議で相手の意見を聞き出す場面で活用できそうです。
(1) やってみなくちゃわからない。
対
(2) やる前に何か起こるか予想しろ。
いつの時代も,このせめぎ合い。
両方必要なことだけど,(2)が強すぎると面白くもクソもない,
実につまらない世界になる。
何事もあきらめない。
日本の研究に対する制度等については非常に思うところがある。博士進学について真剣に検討したが、国内で自分が研究を継続した際に貢献できることや研究者への待遇を加味すると魅力を感じず就職を選んだ。私が長い時間をかけて泥臭く捻出した成果ごときでは、後追いで多額の予算と人海戦術を駆使したものと勝負にもならないどころか同じ土俵に立つ前に試合が終わっている。こちらがどんなに先に始めていようと一瞬で追い抜かれる。学生生活は研究に打ち込み楽しい日々を過ごしたが、海外研究との違いを痛感させられる機会も多く口惜しさと未練が強い。もう少し研究の道に対して夢を見たかった。この国は貴重な機会を損失している。そろそろ本格的に手を打たないと国内研究に未来はない。どうか私のような学生が研究への意欲を削ぐことのない国になりますように。