概要
このコースについて
Fin Tech(フィンテック)をはじめ、「〇〇Tech」といったこれまでの概念とテクノロジーをかけ合わせた新たな領域が増えている昨今ですが、Forecast Techという言葉を聞いたことはありますか?
最近では、様々な情報をAIによって予測するスタートアップ企業が登場しており、海外では大きな潮流になりつつあります。
このコースでは、経済事象の将来予測ツールを開発する株式会社xenodata lab. の関氏に、Forecast Techの潮流と活用方法についてお話いただきます。
これまで勘や経験に頼ってきた意思決定も、Forecast Techの力でより効率的に確実なものにできるかもしれません。ぜひ、ご自身の業務や業界でどのような活用方法がありそうか検討するきっかけにしてみてください。
コース内容
- コース紹介
- Forecast Techの潮流編
- Forecast Tech実用化最前線編
- xenoBrain編
- スペシャルインタビュー
講師プロフィール
関 洋二郎 株式会社xenodata lab. 代表取締役社長
慶應義塾大学商学部在学中よりあらた監査法人(現PwCあらた監査法人)にて、公認会計士として上場/未上場企業の財務諸表監査、内部統制監査に加え、システム監査、データ監査業務などのIT統制に従事。その後株式会社ユーザベースにて、ビジネスプラットフォーム「SPEEDA」の事業開発部責任者として、国内外の市場環境調査から、プロダクト戦略の立案、仕様設計、本番運用など一連のプロセス執行を担当。2016年に株式会社xenodata
lab.を設立し、自然言語処理技術をもとに、企業業績や経済の動向などの将来を予測するSaaS型AIサービス「xenoBrain」(ゼノブレイン)を提供する。
(肩書きは2019年10月撮影当時のもの)
このコースを見たユーザーの学び
特に、Techのカオスマップが整理されていて分かりやすかったです。
個人的に納得したのは以下の内容です。
> 個人がどう思おうと、世の中の技術革新はレベルアップしていくし、
拒否しても自分が遅れを取るだけ。
進化を認識しながら使いこなす姿勢が大事。
早いうちからツールとして使っておくとビジネスの成長スピードが上がり、
よりいっそう競争優位性が担保される。
「風が吹けば桶屋が儲かる」というように世の中のすべてのことには相関がある。その相関をうまく見つけ出して、利用していく、というのがForecast Techだと理解しています。そういう意味で、結果のみならず、その結果が生み出された背景、根拠をしっかりと把握しないと、その強みを十分に活かすことができないと思います。
また数多くの企業がForecast Techを利用すると、株等の高速取引システムにより、株価が乱高下するように過剰な反応を示すようなことも生じうると予想します。どのようなことが生じるのか、興味があります。
いずれにしても、非常に有望な技術であることには違いがないと思うので、しっかりと流れについていきたいと思います。
ツールの利用もしっかりして、人間の判断に役立てるように、進めていきたい