概要
このコースについて
ネゴシエーションとは、関係者が納得し、新しい価値を創造するためのプロセス、技術です。
実践編コースでは、ネゴシエーションをスムーズに展開し、交渉を成功に導くための実践的なプロセスを学びます。価値創造型アプローチ、交渉を進める上での落とし穴、そして交渉の具体プロセスについて触れていきます。
ネゴシエーションを初めて学ぶ方は、以下の関連コースを事前に視聴することをお薦めします。
・ネゴシエーションスキル(基本編)
コース内容
- 価値創造アプローチ
- 価値創造型アプローチ 手法と留意点
- 交渉を進める上での落とし穴 ~認知バイアス~
- 交渉を進める上での落とし穴 ~心理的バイアス~
- 交渉を進める上での落とし穴 ~バイアスへの対応策~
- 交渉のプロセス ~効果的な準備方法~
- 交渉のプロセス ~交渉を進め、決着に導く~
- エンディング
こんな人におすすめ
・交渉の具体的なアプローチを複数知りたい方
・交渉時の落とし穴を理解しておきたい方
・上手く決まりそうな交渉を最後に逃すことが多い方
講師プロフィール
林 浩平 グロービス経営大学院 教員
米系コンサルティング会社にて非営利組織や公的機関を中心に、事業・IT戦略立案、制度・オペレーション設計、実行支援を手がける。その後、組織人事コンサルティング会社にてICT・金融・サービス業を中心に、モチベーションを軸とした組織開発、人材育成を手がける。現在は複数のスタートアップ企業の経営に関わりながら、グロービス経営大学院のMBAコースや企業幹部育成プログラムにて、ネゴシエーションやリーダーシップ領域の教鞭を執る。
このコースを見たユーザーの学び
認知バイアスとは、アンカリング(拠り所となるアンカーを示すもの、馴染みやすさや、成功、失敗の体験)および、フレーミング(ものの見方の枠。全体からの、比率など)
心理的バイアスとは、勝とうとするバイアス(当初の目的、合理性よりも感情優先。非両立バイアス)および、自分を飾るバイアス(立場固定のバイアス、サンクコストや確証バイアス、授かり効果)
これらバイアスはゼロには出来ない。バイアスがあることを認め、「深みにはまらない」「負けてもいいタイミング(潮時)」を決める、リフレーミング(認識を変える)、バイアスを逆に上手く使う、といった対処が肝要。
実践編は、これまでの出て来た用語が盛り沢山で、言葉の理解に引っかかる面もありました。ただ、内容的には営業あるあるで、胸にスッと入ってくる内容であったと思います。準備が大切。何事も。
長年にわたり営業の仕事をやっているが、営業現場でよく出てくるケースが多かった。経験により身についていたスキルを体系的に学ぶことができ有意義であった。営業や社内調整はネゴシエーションそのものであり、すなわちビジネスそのものでもあると感じた。
実践あるのみ