概要
このコースについて
ビジネスを行う上では、様々な場面で「人や組織を動かす」ことが求められます。正しいことを言ったからといって、必ずしも人が動いてくれるとは限りません。人を動かすメカニズムとして「パワーと影響力」の理解を深めれば、人や組織を動かす際に役立ちます。
本コースでは、人を動かす際の5つのステップを基礎に、個々人が持つパワーの源泉とそれを獲得・行使する方法、また人の一般的傾向としての影響力を詳しく学んでいきます。さらには、こうした仕組みを活用した上司のマネジメントも扱います。自分のやりたいことを実現するために、パワーと影響力を活かしていきましょう。
以下の関連コースを事前に視聴することをお薦めします。
・クリティカル・シンキング
・組織行動とリーダーシップ
コース内容
- コース紹介
- イントロダクション
- 人を動かす5つのステップ
- パワーとは何か
- パワーの3つの源泉 ~公式の力~
- パワーの3つの源泉 ~個人の力~
- パワーの3つの源泉 ~関係性の力~
- 影響力の武器 ~返報性、社会的証明~
- 影響力の武器 ~好意、権威~
- 影響力の武器 ~希少性、コミットメントと一貫性~
- 実践編 ~上司をマネジメントする~
- 実践編 ~印象のマネジメント~
こんな人におすすめ
・人を動かすステップや人が動くメカニズムを学びたい方
・自身のパワーを育んでいきたい方
・コミュニケーション力を高め、うまく人を動かして、自分のやりたいことを実現させたい方
講師プロフィール
芹沢 宗一郎 グロービス経営大学院 教員
外資系石油会社にて、研究所の研究効率向上プロジェクト等の組織開発に携わった後、コントローラー部門で、全社予算方針策定、設備投資評価、株主レポーティング、リエンジニアリングプロジェクト等に従事。グロービスでは、法人クライアントの経営者育成を手掛けるコーポレート・エデュケーション部門代表、経営管理本部長(人事、経理財務、システム)、グロービス・エグゼクティブ・スクールの責任者を歴任。現在は、エグゼクティブスクール、企業研修、グロービス経営大学院で人/組織系領域の講師や研究活動、クライアント企業の理念策定/浸透などのプロセスコンサルティングに従事。
共著・訳書に「MBAリーダーシップ」、「個を活かす企業」(ダイヤモンド社)、「MITスローン・スクール 戦略論」(東洋経済新報社)などがある。
このコースを見たユーザーの学び
上手く言っていないチームを任せられる際、事前分析を行う際に非常に有効。
前任マネージャーのどこに問題があったのか、
チームメンバーの特性はどこにあるかなど、
フレームに沿って考えていくと課題感が浮き彫りになってくる。
ボスマネジメントこそ、人を動かし、変革していく力に繋がる
今まで感覚的に行使していた立ち回りの術を分類分解すると本講の通りであり、自分の動き方を振り返り体系化して当てはめると、ストンと腑に落ちる面白さがあった。