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知見録 Premium
本当にそこは住みたい街?「ハロー効果」に注意せよ!/みんなの相談室Premium
※この動画は、茨城放送で制作・放送しているラジオ番組「グロービス みんなの相談室」の動画版として再編集したものです。
概要
このコースについて
日常にある身近な疑問を、ビジネス知識を使って解決する「みんなの相談室Premium」。
今回寄せられたのは、「現在実家暮らしなのですが、近々一人暮らしを始めようと思っています。住みたい街があるのですが、相対的に家賃が高く、悩んでいます。」というお悩み。グロービス経営大学院教員・嶋田毅が、認知バイアスのひとつ「ハロー効果」を軸に解説します。(肩書は2021年4月23日撮影当時のもの)
嶋田 毅 グロービス経営大学院 教員
名越 涼 アナウンサー
コース内容
- ダイジェスト
- 本編
このコースを見たユーザーの学び
私情への偏りが不快に感じました。挙げられた地域、国への全くの偏見。具体的な地名を出す必要性がないと思います。
今回の、「住みたい街?」というテーマに限っては、ハロー効果に多少は引っかかってもいいのかなと思いました。「住めば都」という言葉もありますし、住みたい場所って決めるのは結構難しく、一つ一つ短所長所を検証するのも結構疲れるので、エイッヤって感じで決めるのもそんなに悪くないかと思いますよ。
前職で社会人歴が浅い頃、客観的に見てすごく違和感を感じていたことがあったが、それがハロー効果なのだと思った。
派手な企画をするだけで評価される人がいる一方、その企画を実行に移すために尽力していた基幹業務をする人達は、経営陣からまったく評価をされておらず、いつも矛盾を感じていた。
新聞やネットで見たような、流行りの横文字を並べただけの企画書が簡単に決済がおりていた。
一方で、業界や自社に置き換えて仕組み化する、表側から見えにくい、パワーを要する業務にはいつもスポットライトが当たらず、評価もされず、そんなことが長年繰り返され、会社全体の士気が低下していた。
少し前に流行った、ファクトフルネスの思考にも通ずるところがある。
ビジネスの世界だけでなく、社会生活を送る上でも、他者からの信頼を得るために必要なことだと思う。
バイアスをかけずに、事実をありのままに捉えられる人材になりたい。