概要
このコースについて
キャリアを選択する上で、自身が重要視しているポイントや、これだけは譲れないポイントについて考えてみたことはありますか?
キャリア・アンカーとは、キャリアを選択する際に使用する、評価の観点や尺度で、アメリカの組織心理学者エドガー・H・シャイン博士によって提唱されたキャリア理論の概念です。
船の錨を意味するアンカー(Anchor)という言葉が表す通り、キャリア・アンカーはキャリアを舵取りする上でよりどころとなるものです。
キャリア・アンカーの8つの類型を理解し、自身のキャリア選択に役立て人生をさらに充実させていきましょう。
☆関連情報
フレームワークでニュースを読み解く、日経電子版の記事もぜひご覧ください。
「ライオンの副業人材公募、脱「カイシャ」に一石」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60489920Y0A610C2X12000/?n_cid=DSPRM5277
コース内容
- キャリア・アンカー
- 高橋さんの発言の意味は?
- キャリア・アンカーとは
- 8つのキャリア・アンカー
- キャリア・アンカーの確かめ方
- キャリア・アンカー~活用事例~
- キャリア・アンカーのまとめ
- 田中さんの例
- コツ・留意点
こんな人におすすめ
・自分の特性を知る方法について学びたい方
・他者の多様性について考えてみたい方
・部下やメンバーの特性をもっとよく知りたい方
・キャリアを考えるために自己分析の方法を知りたい方
このコースを見たユーザーの学び
時間のある時にキャリア・アンカーを判定してみたい。
コツの部分で取り上げられていた、「職業とキャリアアンカーを直接結び付けない」というのはやりがちなので気をつけたい
キャリアアンカーを考えることそのものは意義があると思う反面、”アンカーがないといけない”と受け止めないよう留意する必要があると感じた。自己診断やインタビューを受けても、やはりイメージが曖昧だったり8つの類型も複数に等分に当てはまるケースはままある。また、”キープしたい本音”と”会社でサバイブするための要件”と”組織での役割や家庭の事情等現実の制約”が複雑に絡み合っているのが実態であるため、”これが私のキャリアアンカーです”とクリアカットに定義できる人はむしろ少数派ではないだろうか。
”絶対譲れないとは言い切れないが、相対的にこの点の優先度が高いな”程度までは認識しておく必要があると思うが、その先は、アンカーの解像度を上げたり拘るのではなく、いろんな制約がある現実の中、上手にバランスをとって楽しく働いていくためにどうすれば良いか?に焦点を当てて考え行動するのが現実的だと思うし、キャリア教育もむしろそのような点にフォーカスすべきと感じた。
キャリア・アンカーとは、個人が仕事を進める上で、自分にとって最も大切で、どうしても犠牲にしたくないという価値観や欲求、動機、能力などについての自分自身の認識、セルフイメージということを学びました。
自身は、自分の「キャリア・アンカー」を知る必要性を感じませんでした。
知ってしまうとそのキャリアアンカーに束縛されてしまうのではないか、という考えです。