概要
このコースについて
先が見通せない「VUCA」時代でも、企業は生き残るために新しい事業を生んでいく必要があります。新規事業開発は、企業にとって現在の利益の源泉である既存事業とは違い、顧客やマーケットがはっきりとは見えず、どんな製品・サービスが大きく伸びるかがわからない「不確実性が高い」分野です。そのため、既存事業で成績優秀な人材が新規事業開発に携わっても、成果が出せないことが多く起こります。
本コースでは、企業が新規事業開発で成果を出していくために必要な、「新規事業開発マネジメント」の重要性を解説します。株式会社Relicホールディングスの北嶋貴朗氏は、新卒で入社した会社から起業して以後も、ほぼ全てのキャリアを新規事業開発に関わってきました。新規事業開発を成功させるためのマネジメントの基本について、わかりやすく紹介します。
コース内容
- コース紹介
- ①全体概要:新規事業開発マネジメントとは何か
- ②ビジョンとインキュベーション戦略
- ③新規事業開発プロセス:事業構想フェーズ
- ④新規事業開発プロセス:事業創出フェーズ
- ⑤良質な多産多死を実現する組織の在り方
- ⑥まとめ
講師プロフィール
北嶋 貴朗 株式会社Relicホールディングス 代表取締役CEO
埼玉県立川越高等学校・慶應義塾大学を卒業後、組織/人事系コンサルティングファーム、新規事業に特化した経営コンサルティングファームにて中小・ベンチャー企業から大企業まで幅広く新規事業開発や組織変革を支援した後、ITメガベンチャーのDeNAに入社。新規事業開発や大企業とのオープンイノベーションを担う責任者を歴任。2015年に株式会社Relicを創業し、6年間で業界トップクラスの3,000社・15,000件以上の新規事業支援を実施。企業の新規事業創出プログラムやアクセラレーションプログラム等でのアドバイザー・メンターとしての活動や、有望なベンチャー・スタートアップ企業への出資・経営支援も行うなど多方面で活動。2021年9月より、Relicをホールディングス体制に移行し、現職。
著書にベストセラーとなった「イノベーションの再現性を高める新規事業開発マネジメント(日本経済新聞出版)」がある。
(肩書きは2022年1月撮影当時のもの)
このコースを見たユーザーの学び
3つのシコウ力が印象深かった。志向力、思考力、試行力。特に、試行力を意識して行動していく。
新規事業開発で考えるべき項目が網羅されており、思考の"引き出し"を作る事が出来ました。
また、事業の成否を分ける項目のうち、7割が"市場"が要因とのこと。なので、事業構想時点課題の幅×頻度×深さの観点で、良質な課題の発見が最重要と思いました。
新規事業然り、メンバーの人選は重要。
協調性も重要