概要
このコースについて
ABC(Activity-Based Costing:活動基準原価計算)とは、特定の製品やサービスなどとの関連が曖昧な間接費を、それぞれのコストとしてできるだけ正確に振り分け、コストを正確に把握しようという考え方です。ABC活用により、製品戦略や原価低減に繋げることができます。
このコースでは、ABC登場の背景や導入ステップ、従来の原価計算との違いなどを紹介します。管理会計における代表的ツール、ABCについて学んでいきましょう。
☆関連情報
フレームワークでニュースを読み解く、日経電子版の記事もぜひご覧ください。
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53204940R11C19A2000000/?n_cid=DSPRM5277
コース内容
- こんな方にオススメ
- ABCとは
- 伝統的な原価計算での間接費の配賦
- ABCの全体像
- 導入ステップ
- 事例:伝統的原価計算の場合
- 事例:ABCの場合
- 事例:伝統的原価計算とABCの比較
- コツ・留意点
こんな人におすすめ
・コストの正確な把握を行い、製品戦略や原価低減に繋げたい方
・管理会計における代表的なツール、「ABC」について理解を深めたい方
このコースを見たユーザーの学び
ABCが多品種少量生産のスタイルの場合に特に有効であるというのはコスト感覚としてとても重要だと思いますしそれを短時間でよくまとめられている内容だと考えます。
ただ、ABCが画期的な考え方であることを実感するためのバックボーンとして、日商簿記2級レベルの総合原価計算(=「伝統的な原価計算」)についての理解がないと深く腹落ちしないのかも、という気がしますので、視聴者の事前知識次第で納得感に差が出るのではないでしょうか。
職場では、何に何時間かけたかを申告するようになっています。
なるほど、このような目的のためではないかなと腑に落ちました。
正確に把握することで、よい面が多い。
かといって、いたずらに時間をかけるのは、NG、
費用対効果が大事というのも、まさに本質的な話だなと納得しました。
コストドライバを出してからの計算に手間取りがちであるので、再度復習が必要である。複数の事例を見てみることも必要かもしれない。
事例にて、伝統的な配布方法とABCのそれを比べた時に、ABCにおける表での「設計166円」などの計算がどうしても合わない。「1,000,000 ×5 /12,000(年間生産量)」で計算しているのだが、間違っているのだろうか。解説が欲しいです。