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シリコンバレー最前線!今何が起こっているのか~小林清剛×アレン・マイナー×宮田拓弥×朝倉祐介
※本動画は出演者への事前許諾のもと、GLOBIS知見録より転載させて頂いています。ご協力頂き感謝申し上げます。
概要
このコースについて
あすか会議2019
第6部分科会(41会議室)「シリコンバレー最前線~今世界では何が起ころうとしているのか~」
(2019年7月7日開催/アクトシティ浜松)
2018年の米国におけるベンチャーキャピタル(VC)投資額は約1300億ドル(約14兆円)と過去最高を更新した。ネットバブルと言われた2000年でさえ1050億ドルだったことを考えても米国におけるスタートアップへの期待がいかに大きいかがわかる。今やシリコンバレー企業の活動領域は、インターネットやITといった従来の領域から、金融業、製造業、サービス業など既存産業の変革へと急速に広がっているのだ。一方で、世界全体のVC投資額に占める米国の割合は急速に低下しているといった指摘もある。2018年第2四半期での米国のシェアは35%にすぎず、それ以外の地域が65%となっているという。世界全域でイノベーションが勃興する時代となった今、本家シリコンバレーでは何が起こっているのか。(肩書きは2019年7月7日登壇当時のもの)
小林 清剛 Chanoma Inc. Co-founder and CEO
Allen Miner 株式会社サンブリッジ 代表取締役会長兼CEO
宮田 拓弥 スクラムベンチャーズ ジェネラルパートナー
朝倉 祐介 シニフィアン株式会社 共同代表
コース内容
- シリコンバレー最前線!今何が起こっているのか~小林清剛×アレン・マイナー×宮田拓弥×朝倉祐介
このコースを見たユーザーの学び
社会インフラでは日本が世界の先頭を走っているというお話は日本人として誇らしい気持ちになった。鉄道・地下鉄網が発達しないまま経済が発展し交通渋滞が慢性化するという現象はアジアではよく見られる。シリコンバレーでは行政が社会インフラの構築に熱心ではないというお話も意外であったし、州の税制の関係で起業家がワシントンやマイアミに分散しているというお話も一筋縄ではいかない米国の事情を表していると思った。
働き方の問題では、まさに今新型コロナウイルス感染防止対策で在宅勤務が急速に普及しておりやれば出来るというコンセンサスが会社側と従業員側にできつつあるように思う。これで日本の悪しき慣行というべき付き合い残業やダラダラした会議が無くなればよいと思う。
アレンさんの日本人に対する理解の深さに感銘を受けた。働き方改革は日本をダメにする、仕事に生きがいを感じている人にとっては目から鱗の言葉です。
シリコンバレーは社会問題を解決している。
Uberの本質は人を働かせて企業は利益を得るブラック企業。行政がしっかりして公共インフラがしっかりしとけばUberが解決した課題は解決できた。
シリコンバレーはデトロイト化し、どこでもシリコンバレー化する可能性がある(インドインドネシア台湾鶴岡等)。すでに、シリコンバレーへの移住は減少。
自分の周囲環境にはポジティブな人と居る。
日本の公共インフラや健康診断等は優れているので、それを外国へ持っていくシステムがあってもよい。
日本は人種等の国民の違いが米国より少ないので、プロダクトよりもマーケティングの方が重要。
日本の働き方改革の間違い。人生の意義を達成するため、働いて幸せを感じる人にとっては逆方向であるから。ただ、生産性を上げることなら良い(テレワーク等)