概要
このコースについて
プレゼンテーションの目的は、聴き手に理解、共感され、望む行動をとってもらうことです。プレゼンテーションを成功に導くためのスキルとして、事前準備の方法(目的設定から聴き手分析まで)に加え、資料作成から実演時の留意点までを網羅的に学びます。様々なストーリー、事例が盛り込まれているため、具体的なシーンをイメージしながら学ぶことができます。
プレゼンテーションを初めて学ぶ方は、以下の関連コースを事前に視聴することをお薦めします。
・クリティカル・シンキング
コース内容
- コース紹介
- プレゼンスキルの意義
- プレゼン準備の基本ステップ
- 目的を押さえる
- 聴き手を理解する
- 聴き手の導き方を決める ~何を伝えるか~
- 聴き手の導き方を決める ~どのように伝えるか~
- スライド作成のチェックポイント
- 立ち居振る舞いのチェックポイント
- 話し方のチェックポイント
- 全体のおさらいと-日ごろの心構え
こんな人におすすめ
・人前で話すことに苦手意識がある方
・プレゼンテーションは敷居が高い、自分の仕事には関係ないと思っている方
・プレゼンテーションが上手くなる方法を知りたい方
講師プロフィール
西口 敦 グロービス経営大学院 教員
長銀にて与受信、自治省出向、流動化等に従事。その後、A.T.カーニー、BCGにて金融をはじめ様々な業種・テーマについてのコンサルティングに携わる。アメリカン・エキスプレス提携事業部ディレクター、UBS、結婚情報仲介最大手のオーネットのマーケ・広報、経営企画の責任者を務める。現在、株式会社西口敦事務所の代表取締役社長。グロービス経営大学院では、ビジネス・プレゼンテーションを始めとした思考系領域やマーケティング・戦略領域の教鞭を執る。
このコースを見たユーザーの学び
■普段意識していることの整理・振り返りになった。スティーブジョブズ等、プレゼンの達人が意識していたことと同じ。聴き手を意識して、伝えたいことを、いかにシンプルに、説得的に、魅力手に語るか。自分本位ではいけない。
①目的を押さえる
・状況設定を確認(5W1H)
・聴き手を最終的にどうしたいか
現状→プレゼンの目標→最終目標
②聴き手を理解する
・重視すべき聞き手
・聞き手自身の状況・関心・興味・関係性
③聴き手の導き方を決める
A:何を伝えるか
・聴き手が疑問を持ちそうな点を洗う
→優先順位付け
→疑問へのメッセージを考える(大きくストレートに)
→その具体的材料を集める
B:どのように伝えるか
・聴き手が知りたいことに早く到達(順番)
・知りたいことに時間をかける(優先順位付け)
④スライド
・1スライド1メッセージ
・見やすさと(文字サイズ・行間・色)・分かりやすを追求
⑤立ち居振る舞い
・会場全体にアイコンタクト・姿勢(特に奥から)
・ひげ言葉をなくす
・語尾まではっきり
・間をつくる
顧客でのセミナー機会が近々あるので、とても参考になりました。「えー」とか、「あー」とかってひげ言葉っていうんですね。知らず知らず言ってしまってるかも。また、本題では無いですが最後のアドバイスで「場数を踏む」という話。私もそれは重要だと常々思っていましたが、「場に慣れて鈍感になる」とは違う、っという指摘にはドキリとしました。鈍感になってないか、気を付けながらプレゼンに望みたいと思います
プレゼンの準備・進め方について漠然と考えていたことを、非常にクリアに分かりやすくまとめて頂き、是非活用してみたいと思いました。特に、パワーポイントの作り方は、なるほどなぁと思いました。一番難しそうだと思ったのは相手方の調査。相手方のポジションやバックグラウンドは比較的容易に分かりますが、その人となりをを知ることは難しいので、まだまだ研究の余地がありそうです。