概要
このコースについて
収益性分析は、企業の利益を生み出す力を構造的に見る分析です。ROA, ROE, 売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率、売上高当期純利益率などの指標から分析します。
収益構造を他社と比較したり、期間で比較することで、企業の収益構造の特徴を把握したり、収益性の改善に役立てることができます。
分析の元となる数字については、以下の関連コースの視聴をお薦めします。
・損益計算書
・貸借対照表
※2019年8月、一部内容をリニューアルいたしました。
旧版でコースを修了している場合、本コースは未視聴・未修了の状態となります。
旧版の修了証はマイページの「学習の履歴」より引き続き発行いただけます。
※ROAの計算式の変更について(2020年4月更新)
ROA(総資産利益率)の計算式に用いられる分子の利益は、目的に応じて様々な利益が使われます。
本コースでは、近年、様々な会計基準で財務報告を行う企業が増えている中、比較しやすさを優先し、どの会計基準においても共通して出てくる当期純利益(親会社株主に帰属する当期純利益)を用いることにしました。
コース内容
- 収益性分析
- どういう場面で使うのでしょう?
- B/SとP/Lをおさらい
- 総合的な収益性
- 売上高に対する収益性
- 同分野の製品を扱う2社を比較分析!
- コツ・留意点
こんな人におすすめ
・会社の財務諸表を読めるようになりたい方
・財務分析の基礎知識を身につけたい方
このコースを見たユーザーの学び
B/SおよびP/Lから読み取れる数字を元に企業の収益性を分析する指標の基礎を学んだ。
・ROA = 当期純利益/総資産 (総資産に対する収益率)
・ROE = 当期純利益/自己資本 (自己資本に対する収益率)
・売上高総利益率 = 売上総利益/売上高 (製品の利益率)
・売上高営業利益率 = 営業利益/売上高 (本業の収益性)
・売上高計上利益率 = 経常利益/売上高 (財務活動を含めた収益性)
ROAとROEを比較し、分解することで企業の財務まで推測することができる。
むずかしかったです。
ROEの高い要因として財務レバレッジが高い可能性があることを学んだので、必ずしもROEが高い会社が良いというわけではないと理解した。