概要
このコースについて
「経営理念」と聞くと、企業の経営者や管理職が考え・実行するもので、一般社員には関係ないと思ってしまいがちです。しかし、企業の理念とは本来、そこで働く人が個人的に共感でき、みんなで共有できるゴールのようなものです。働く人たち誰もがやる気に火をつけるためのツールになりえるのです。
このコースでは、「理念でメシが食えるわけ?」「理念なんて、結局ルールなんじゃないの?」といった疑問にお答えしながら、皆さんの心に火をつけ、やりがいを持って働くための理念の使い方について、学んでいきます。
コース内容
- コース紹介
- 理念とは?
- 理念とやりがいがつながらないわけ
- 会社と自分の「価値観」に共通点を見つける
- 自分が実現したい未来において会社の果たすべき「使命」を考える
- 価値観にもとづく「行動指針」を自ら実践する
こんな人におすすめ
・会社の方針と自分の価値観が一致していないと感じる方
・「本業で社会貢献」に興味がある方
・今の仕事にもっとモチベーション高く臨みたいと思う方
講師プロフィール
芹沢 宗一郎 グロービス経営大学院 教員
外資系石油会社にて、研究所の研究効率向上プロジェクト等の組織開発に携わった後、コントローラー部門で、全社予算方針策定、設備投資評価、株主レポーティング、リエンジニアリングプロジェクト等に従事。グロービスでは、法人クライアントの経営者育成を手掛けるコーポレート・エデュケーション部門代表、経営管理本部長(人事、経理財務、システム)、グロービス・エグゼクティブ・スクールの責任者を歴任。現在は、エグゼクティブスクール、企業研修、グロービス経営大学院で人/組織系領域の講師や研究活動、クライアント企業の理念策定/浸透などのプロセスコンサルティングに従事。
共著・訳書に「MBAリーダーシップ」、「個を活かす企業」(ダイヤモンド社)、「MITスローン・スクール 戦略論」(東洋経済新報社)などがある。
このコースを見たユーザーの学び
経営理念を掲げている会社でも、時代の変化に対応して柔軟に解釈している会社は、
意外と少ない。経営理念・ビジョン・経営戦略の流れを通して、従業員が会社と共通の
価値観を持てるよう働きかける必要性を改めて認識しました。
企業理念、経営理念を自部門メンバーに共有し、共感してもらう。部門ミッションとの整合性を説明し、そこから落とし込んだ個人の目標が会社のミッションと同じ方向であることを改めて理解してもらう機会を作る。
この内容を見返して、チームでのワークショップに使ってみたいと思った