知見録 Premium
この人に聞く/失敗しないデータ活用とAI導入〜山下達朗氏(Nishika株式会社 代表取締役CEO)
※本動画は、企業経営でご活躍される方へのインタビューからポイントをまとめたものです。トレンドに沿った事例としてご視聴ください。
概要
このコースについて
AIやビッグデータという言葉をよく聞くようになりました。自社保有のデータを活用できるように、AIを導入して何かできるのではないかと漠然と考えている企業も多いかもしれません。本動画では、そんなAI導入を任されたビジネスサイドの担当者に向けて、失敗しないAI導入のための5つのポイントを紹介します。AI導入という“手段”を“目的”化しないために、ビジネスサイドは設計の際にAIを導入する目的を明らかにしないといけません。そのためには、AIに対する幻想を抱くのをやめ、AIの特徴や強みと弱みを理解しなければならないでしょう。また、手持ちのデータが使えるものなのか(コロナのようにデータに大きな影響を与える変曲点はないか)などを理解しておく必要があります。エンジニアだけでなく、ビジネスサイドが理解しリードすべきことを、企業のAI導入支援を行うNishika株式会社のCEO山下達朗氏にお聞きしました。(肩書は2021年2月3日撮影当時のもの)
山下 達朗 Nishika株式会社 代表取締役 CEO
コース内容
- イントロダクション
- ビジネス上でよく使われるAIとは?
- 企業がAIを導入するための5つのステップ
- 失敗しないAI導入① 競争優位性を生み出すAIを考案
- 失敗しないAI導入② AIを既存業務の適材適所で使用
- 失敗しないAI導入③ 適切なデータの見極め
- 失敗しないAI導入④ 100%の精度を求めない
- 失敗しないAI導入⑤ 関連部署を巻き込む組織作り
- ビジネスサイドの方へのメッセージ
このコースを見たユーザーの学び
とりあえずAIで何かやってみよう!
そういう温度感が漂っていた時期もありましたが、最近は、なぜ必要なのか?他にはないのか?と、
世の中全般的に選択オプションの1つになってきてるような感じがします。
完璧を求める風潮が強い日本では、諸外国に比べ遅れをとっているとのことでしたが、そうだろうなあ、と思いました。
20年前までシステム開発にかかわる仕事をしていましたが、その時もコンピュータシステムはあくまでも人間の道具であり、人間がそれを使用して何をしたいかが重要であるということは感じていました。当時もコンピュータを導入すれば、なんでもやってくれると思い込んでいた人ばかりでしたが、AIについても全く同じような妄想がつきまとっているとは、日本人は進化していないのですね。
デザイン検討を業務に精通している人が行わなければならないところ、日々の業務に追われてどうしてもおろそかになりがちであると思います。
AI構築には企業の文化も変えていかなければならないと改めて認識しました。
AI活用は目的ではなく手段。自分もこの事業、業務がAIと親和性があるのかじっくり検討してから発言している訳ではなかったなぁと反省。