概要
このコースについて
「通常3万円のところを特別に1万円でご提供!」「月々たったの1,980円!」といった宣伝や広告を見聞きして、思わず心が揺れ動いてしまった経験はありませんか?
実はこの背景には「アンカリング」「フレーミング」といった認知バイアスが隠れています。
「アンカリング」とは、特に交渉時に使われる考え方で、状況を認識する情報を得たり、与えたりすることを指し、「フレーミング」は、ものの見方や捉え方、つまり、枠づけのことを指します。
営業やマーケティングなど、幅広い場面で活用できる認知バイアスの考え方を理解しておきましょう。
コース内容
- 事例①-1:南さんの悩み
- 事例①-2:川越さんの発言の意味は?
- アンカリング・フレーミングとは
- アンカーとは
- アンカリングとは
- フレーミングとは
- 事例②:アンカリング・フレーミングの例
- より有利な交渉をする為のポイント
- 事例①-3:川越さんのリフレーミング
- 留意点
こんな人におすすめ
・仕事上、相手との交渉をすることがある方
・交渉術の手法を知りたい方
・相手との最適な妥協点の見つけ方を知りたい方
このコースを見たユーザーの学び
今の時期、春闘で労使交渉が行われます。
使用者側は「先行き不透明感が─」などと言って昇給に慎重になり
労働者側は「物価上昇見込みが─」などと言って昇給の必要性を述べます。
このアンカリングはお互いに見透かされていて
もはや意味を為していません。
長い間柄なら、たとえ交渉事であっても
アンカリングなんて気にせずお互い素直に話したほうが
手っ取り早いと感じます。
アンカリング、フレーミングは人によって異なる点を意識して、顧客やチームのメンバー等とコミュニケーションを取っていこうと思った。
アンカリングとは、状況を認識する情報を得る、又は与えること。私たちが状況認識する拠り所。
フレーミングとは、ものの見方や捉え方。特定の方向に見方が誘導される(枠付け)