概要
このコースについて
かつては誰もが持っていた製品が、あるイノベーションによって、あっという間に他の新製品に取って代わられてしまうといったことは、いつの時代も起こっていますが、その背景には「イノベーションのジレンマ」が潜んでいるかもしれません。「イノベーションのジレンマ」とは、業界トップの既存プレーヤーが破壊的イノベーションを持つ新興プレーヤーを前に力を失うメカニズムを説明した経営理論で、ハーバード・ビジネススクールのクレイトン・クリステンセン教授が提唱しました。
イノベーションのジレンマが起こる理由や、言葉の定義を正確に理解し、自社にとってのイノベーションとは何かを考える際に役立てましょう。
コース内容
- 事例①-1:楢崎さんの報告
- 事例①-2:田辺課長が伝えたいことは?
- イノベーションのジレンマとは
- 持続的イノベーションと破壊的イノベーション
- イノベーションのジレンマが起こる理由
- まとめ
- 事例①-3:楢崎さんの気づき
- 留意点
こんな人におすすめ
・経営戦略の基本的な知識を学びたい方
・ビジネスとイノベーション(技術革新や新ビジネスの創造)の関係について知りたい方
このコースを見たユーザーの学び
破壊的イノベーターの存在に気付き、見事に退けた、あるいは自らが先行して破壊的イノベーションを起こした事例などあれば共有していただきたいです。
既存プレーヤーの目線で考えると、破壊的イノベーションに立ち向かうことは非常に難しいと感じた。既存プレーヤーとして出資者から一定の収益を期待されているとき、新しい市場へリソースを振り分けることの合理的な説明がうまくできるか。また既存プレーヤーほど、技術があるがゆえに技術をもとに何を売るかを考えてしまう傾向もあるのではないかと感じた。(機能てんこ盛りのテレビとか)
一方、技術があまりない企業のほうがむしろ顧客が真に望むものを考え、顧客ニーズに最短で届くものを考えうるのではないかと感じた。
持続的イノベーターが破壊的イノベーターに気づいたとしても、対抗の仕方は難しいなぁ。