
DX時代のデザイン×コミュニケーション~小佐野保×嶋浩一郎×田川欣哉×田中絢子×梅澤高明
G1経営者会議2020第6部 分科会 社会・文化「DX時代のデザイン×コミュニケーション」(2020年11月23日開催/グロービス経営大学院 東京校)新型コロナをきっかけとして、生活者の価値観、ライフスタイル、消費行動やメディア利用が変化し、企業と個人をとりまくコミュニケーション、さらにはビジネス構築のアプローチも再考されている。企業が生活者や顧客に的確にメッセージを届けるために、どんなコミュニケーションのデザインが必要か?さらに、ファンとのコミュニケーションに基づいてビジネスを進化させるにはどうしたら良いか?スタートアップ、デザイン、クリエイティブの第一線で活躍する識者たちが議論する。(肩書きは2020年11月23日登壇当時のもの) 小佐野 保 株式会社ギークピクチュアズ 代表取締役嶋 浩一郎 株式会社博報堂 執行役員・エグゼクティブクリエイティブディレクター/株式会社博報堂ケトル 取締役・編集者 田川 欣哉 株式会社Takram 代表取締役/ロイヤル・カレッジ・オブ・アート 名誉フェロー 田中 絢子 株式会社newn COHINAディレクター梅澤 高明 A.T.カーニー株式会社 日本法人会長/CIC Japan 会長
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より理解を深め、他のユーザーとつながりましょう。
30人の振り返り
tintin
その他
オンラインとオフラインの融合。顧客理解からのサービス提供。
m_r_s
メーカー技術・研究・開発
世の中には、とにかくデジタル化すればいいという誤解が蔓延しているようにも思う。10年以上、デジタル化に取り組んでいるが、業務改革に取り組んでも、「そのデジタル化では意味がないんだよなぁ」「それでは、効果出ないよなぁ」というデジタル化も多い。この10年、多くの失敗も経験してきた。デジタル化が、まだまだ、魔法のように思われていて、「とにかくデジタル化すればなんとかなる」という輩も多すぎるのだ。いつの間にか、デジタルが目的になってしまって、本質を見誤っている若者は多い。
ユーザの本音を理解し、業務改革の本質に切り込んでいかなくてはならない。この10年以上、多くの場数を踏んできたが、実務的にやはり難しいと感じるシーンも多い。
このパネルでは、そういった実務上の悩みに対し、参考になるものだった。
ma2022
営業
無駄なデータを集めても、無駄の山ができるだけ。目的や提供したい価値が何か明確であることで、どのデータを見るべきか決まる。価値の再定義、組織への共有・浸透を図ることがアフターデジタルを迎えていく上で重要であることも感じた。
g-june
経営・経営企画
弊社の小売り事業においても役に立つ意見たくさんありました。
good_job
IT・WEB・エンジニア
システム化にも大きく考えさせられる内容となりました。有難うございました。
bonjours
金融・不動産 関連職
DXであっても目的が大切ということをは痛感した。また、それぞれの会社の強み弱みを見極めて他社とコラボをしていくことが重要であることは、ベンダーと共同してプロジェクトを行う際に肝に銘じておきたい。
sphsph
メーカー技術・研究・開発
色々なことができる時代になっています。
少し目線を変えるだけで世界が変わると改めて感じました。
アンテナをしっかり張って、未来を見据え、そして自分の芯をしっかり育てる。
mk0701
営業
様々な事例、オンとオフのケイパビリティを補完し合う協業の話、点ではなく線で情報を得ることの重要性、デジタルアレルギーを少なくしていくためのモチベ設計、データを得るときにはその綺麗さが大事なので得意な人を挟む事、製品基点で考えると行き詰まる。
これらの話を聞いて、まずは今取り組もうとしているDX課題に対しての理想系を描こうと思いました。
便利になる事で得られる恩恵を、どう活かすことができるかを考えることから設計していきたい。
silver0809
営業
DXのインターフェースとして人間が介在する、という考え方はとても興味深く納得感があった。情報の出し手のリテラシーやモチベーションの格差を埋められるし、情報を精緻にスピーディーに活用する側にとってもメリットのあることだと思った。
platon
メーカー技術・研究・開発
DXとUX活用に重要なこと:Design出来ているか
キーワード:バリュー体現、顧客理解、ケーパビリティ、オンラインとオフライン、サービス開発と提供、ファーストパーティー&サードパーティー、クッキー規制、ユーザーへ不利益、倫理的な観点、環境整備
yu-tai1211
IT・WEB・エンジニア
dxはリアルとデジタルの融合で考えるとか、集めたデータは点ではなく線で考えるとか、自社のdxにも活用できそうな考え方を学べた。
sugiatsu
マーケティング
大変よい気づきになりました。
ayumu_ishikawa
金融・不動産 関連職
いろいろな企業でデジタル化が進んでいたりして、顧客に対してデジタル接点を設けたりしているが、点と点だと意味がなくて、顧客の一連の行動データを紐づけて線のデータでないと意味がない。というのはまさにその通りで、サービス提供を担っている従事者がその概念を理解してサービス提供を行えているか、そこが問題だと実感。
kaz4580
経営・経営企画
①UXをどのようにとらえるか?
OmOの時代においては、顧客の導線をどのように構築し、OnとOffをスムーズに行き来することができるかを考えることが必要、そのUXの設計が今後はさらに重要度を増すこととなり、経営ISSUEとなる。
②データの使い方、見方をどうするか?
データもやみくもに取得しても意味がなく、目的としては、顧客にとっての利点が何か?をベースにデータ取得・活用しなければ結果も出ない。
akio_0223
営業
普段のあらゆる仕事が企業の目指す顧客たいけんのどこに貢献する仕事なのかを考えながらこなしていくことをまずは初めていきたい。
kmrtshr
人事・労務・法務
共感を生むアクションの必要性に共感
takashiy0501
メーカー技術・研究・開発
製品接点が顧客と多い業種なので、もっと顧客のペインポイントを考えることができるはずだと思った。
gotake4
クリエイティブ
自身の事業のUXの目的を明確にする。これまで提供してきた目的と、アフターデジタルでの目的の差分、定義づけを改めてしていきたい。
データ取得目的の議論にプラットフォーマー出ないとなりがちだが、didiの事例はとても参考になりめした
sakuranohana
人事・労務・法務
これからはすべてがデジタル化する。
ということは「デジタル化(DX)」について、「手段が目的化している」と言っていたが、個人的にはナンセンスと思う。
「目的があって、手段がDXであるべき」ということかと思うが、私の意見は違う。
明確に「目的がDX」だ。ここに別の目的なんていらない。
「まずデジタル化しないとお話にならない」と私は思うのだ。
正直言って、「これって意味ある?」とかとやかく言っている場合じゃない。
すべてを、全部を速やかにデジタル化するんだ。
そうすれば新しく見えてくる世界があると思う。
実際に中国などでもそうなのではないだろうか。
とても目的があって、手段としてデジタル化をした、とは思えない。
それだけ目的を果たす部分だけのデジタル化であって、全体のデジタル化には遠く及ばない。
つまりすごくスケールが小さくなってしまうのだ。
たとえ大きな目的、大志があったとしても、デジタル化の規模が小さければ意味がない。
目の前の目的は達せられても、そこから派生した大きな展開、スケールがアップが望みにくいからだ。
こういう微妙な部分をどう汲み取って、経営戦略に活かすかは本当に難しい。
デジタル化と言っても状況は刻々と変化する。
今この状態で、3年後、5年後を見据えてどこまで投資をするか、人員をどうするかを大きな問題だ。
DXによって、社内の働き方は大きく変化し、今までの人員配置が成り立たないからだ。
とにかく未曾有の変化の時代。生き抜くにはこういう部分も追いかけて考え抜くしかない。
massapy
経営・経営企画
顧客の体験価値を向上させていく重要な概念であろうと思いつつ、自社にどう落とし込むか、悶々としている中で、藤井さんのタクシーのお話は、なるほど、、と思いました。
また、オンラインとオフラインが、ある意味補完し合う関係という部分も、べたべたの建設業である当社のux戦略のヒントにもなりました。
tf317
その他
オンラインとオフラインの融合の実例として、コーヒー購入のタッチアンドゴーは非常に興味深い事例でした。
ものづくり企業も顧客へのサービス提供価値が経営に影響する課題になっている、大きな変革期の中にいることを理解することが、第一ステップとして重要だと感じました。
kenichiro_2021
営業
uxを考える様々な視点を垣間見る事ができました。デジタル戦略を社内外でどの様に活用していくかと言う点を確り練り、より精度を上げた検証を回していくべく、自身でもトライして行きたいと思いました。
yasu_nakajima
メーカー技術・研究・開発
DXは手段であり→UXが目的(何でやるか)である。顧客は誰かも重要である。データを集めても顧客理解ができるとは限らない。Pain point、価値があるポイントが重要。
horisanpo
IT・WEB・エンジニア
DXというとシステム開発が先行しがちですが、UXに立ち返り、それぞれの業態でのITソリューションのあり方を吟味のうえ、マイクロサービス化した構築がひとつあると。
otobe711
その他
オンラインとオフラインが融合することで、顧客行動データがとれるようになったため、顧客の困りごとがデータから見えてくる可能性がでるとともに、体験サービスを企画したあと、PoCを実施して、どこで顧客が離れたかもわかるようになり、次の打ち手が的確にとれるようになったことが、経営のイシューにDXがなってきた理由と理解しました。また、全ての企業がオンラインとオフライン双方の能力を持っているわけではないため、他社とコラボして、顧客体験をよくするサービスの構想をすることも有益だと理解しました。
一方で、顧客体験をよくすることからデザインせず、データエコシステムをつくる取り組みは失敗するとの話もあり、いかに顧客の現状の解像度をあげることができるか、得たデータは顧客に還元することが大前提で、取り組まないといけないことも理解しました。 学んだことを実践するうえでの課題は、ではその条件の中で、既存のモノづくり、PDCAの改善文化をどう変えることができ、どのような顧客体験を生み出せるかと思いました。そのうえでどのようなデータ構造をもったアプリを作るか、使ってもらえるようにするか(ポイントの還元もその一つ)がポイントと思いました。ありがとうございます。
kfujimu_0630
マーケティング
話に出ていたように行動データをどう使うかが企業戦略のポイントになってくると思った。また、データで溢れかえっているので、どれが必要なデータで何とどう組み合わせて価値を生んでいくか、そのような人材が必要不可欠だと思った。
tsutomu5
人事・労務・法務
OMOの発展性を改めて認識することが出来た。
mach_t
販売・サービス・事務
「なぜDXをやるのか。
自分の顧客は誰なのか。
顧客の課題解決に企業として提供できるモノ、サービスとは。」
これらを考えるヒントとなった。
フィジカルネイティブな業界に所属している現在、データを活用し顧客の課題を解決することを考えていきたい。
kazu_wada
建設・土木 関連職
UXを高めようとした場合、データの「品」と「質」が重要で、顧客に提供する体験価値が継続する仕組みを最初にデザインすることが重要であると学習しました。そして、実践していく中で顧客の感想や不満を正確に把握・分析することで、新たなサービス提案に繋がっていくと考えます。
h_ishikawa
金融・不動産 関連職
UXを意識した経営方針が必要だと思います