概要
このコースについて
ワーキング・キャピタルとは、通常のビジネスを回していくために必要な資金であり、WC、運転資本とも呼ばれます。
ワーキング・キャピタルは、資金繰りを考える際にきわめて重要な項目であり、会計上の損益計算書(P/L)が黒字でも、ワーキング・キャピタルが急増して資金繰りに行き詰まり、倒産するといったケースもあります。
企業や事業を運営する上で重要になるワーキング・キャピタルを理解し、最適な在庫管理や仕入れ〜販売までのサイクルを管理できるようにしましょう。
☆関連情報
フレームワークでニュースを読み解く、日経電子版の記事もぜひご覧ください。
「ANAやJAL、コロナ禍で資本の「安全運転」必要に」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62839560Q0A820C2X12000/?n_cid=DSPRM5277
コース内容
- ワーキング・キャピタル
- ワーキング・キャピタル(WC:Working Capital、運転資本)とは
- WCの発生メカニズム
- 成長期におけるWCの変化
- 柴崎さんの例
- 留意点
こんな人におすすめ
・ファイナンスの基本的な知識を学びたい方
このコースを見たユーザーの学び
最後の問の解説がほしい。(このテーマのみならず、計算が必要な問に関しては〇×だけではなく解説があると助かります)
最後の設問は、「毎月繰り返す」というところが大事ですね。見事に引っ掛かりました
例として1月入荷分の仕入れと販売の話しか挙げられていませんが、2月入荷分、3月入荷分とそのまま繰り返していくことを考えなければいけないということですね。
1月入荷分 2月末 -100..................4月末+150
2月入荷分 ................3月末 -100..................5月末+150
3月入荷分 ..................................4月末-100.................6月末+150
4月入荷分 .................................................5月末-100 ~~
・・・と繰り返すと、3月末時点で-200となりそれさえ用意できていればあとは回せるので、答えが200となるのだと思います。
間違っていたらすみません
最終設問の答えは、仕入れ―販売―回収がサイクリックに継続している場合を想定しているようですが、1回のみのテンポラリーでの状況を想定すると、正解が導けないと思います。設問の再考を望みます。