知見録 Premium
「デザイン経営」とは何か?なぜ今、企業に必要なのかを考える~大木秀晃×田川欣哉×松本恭攝×梅澤高明
※本動画は出演者への事前許諾のもと、GLOBIS知見録より転載させて頂いています。ご協力頂き感謝申し上げます。
概要
このコースについて
G1ベンチャー2019
第4部分科会E「世界で勝つためのデザイン経営戦略」
(2019年6月16日開催/グロービス経営大学院 東京校)
日本にもようやく「デザイン経営」の波が押し寄せつつある。British Design Councilの調査によればデザインへの投資は利益を4倍押し上げ、デザインを重視する企業の株価は、S&P全体と比較して過去10年間で2.1倍成長しているという。しかし、実際に経営にデザインを組み込むことは容易ではない。昨年のG1ベンチャーでも人気セッションとなった「デザイン経営」の神髄をさらに深堀する。(肩書きは2019年6月16日登壇当時のもの)
大木 秀晃 株式会社アイスタイル チーフクリエイティブオフィサー/株式会社博報堂ケトル クリエイティブディレクター
田川 欣哉 株式会社Takram 代表取締役/ロイヤル・カレッジ・オブ・アート 名誉フェロー
松本 恭攝 ラクスル株式会社 代表取締役社長CEO
梅澤 高明 A.T.カーニー株式会社 日本法人会長
コース内容
- 「デザイン経営」とは何か?なぜ今、企業に必要なのかを考える~大木秀晃×田川欣哉×松本恭攝×梅澤高明
このコースを見たユーザーの学び
デザインという言葉が強く、美的センスのような印象があるが、実際に本質を如何にとらえるかがデザイン経営の本質であることが理解できた。会社が何を目的としているか、顧客のどの課題を解決するための開発なのか、といった最初に考えるべきものが不明確になってきているためにデザインの重要性が増してきているように感じられた。
需要が個別化・多様化する時代、サービスやプロダクトに新しい価値を付加して世の中に届け続けることができるかどうか?企業のクリエイティビティやケイパビリティが問われている。組織のストラクチャーやオペレーションをデザインできる人材を増やすことが自社でも課題感あるので、企業価値の向上に資するデザインを描き、実装できる人材育成を推進していきたい。
デザイン経営の講義を聞き、いつも思いますが、私の事業部にもデザイン経営を取り入れるべきであると感じます。投資に対する4倍の利益が得られるデザイン経営が今後のビジネスの中心になると思います。