概要
このコースについて
SDGs、「持続可能な開発目標」という言葉をよく聞くようになりました。一方で、「皆が取り組まないといけないのだろうか?」「自分の会社でどのように取り組めるのだろう?」などと疑問を持つ方も少なくないのではないでしょうか。
本コースでは、ヒト・モノ・カネ・志の視点で、実際の企業事例を元に、企業がSDGsに取り組む意義について解説します。
SDGsは決して一部の会社やNGOだけが取り組めばよいというものではありません。すべての企業にとって、従業員・顧客・投資家・地域社会などから選ばれる企業になるためにも、経営の核として取り組む姿勢が必要です。
「世代を超えて、すべての人が、自分らしく、よく生きられる世界」の実現に向けて、ご自身に引き寄せながらご覧ください。
コース内容
- コース紹介
- 企業がSDGsに取り組む意義
- 企業の存在意義と合致する
- 新市場を創出するフレームワークである
- 顧客との共創を促進する
- リスクを最小化し、企業価値を向上させる
- 人材の獲得につながる
- まとめ
講師プロフィール
本田 龍輔
グロービス・コーポレート・エデュケーション シニアコンサルタント/SDGパートナーズ コンサルタント
日本福祉大学大学院国際社会開発研究科卒業(開発学修士)
大学卒業後、地域活性に取り組むNPO法人での活動を経て、独立行政法人国際協力機構の実施するJICA海外協力隊事業に参画し、パプアニューギニア独立国へ派遣。農村地域において生活改善や植林を中心とした環境保全活動に取り組む。
帰国後はJICA東京にて、行政や教育機関、NPO/NGOとの協働を通じた国際協力の裾野拡大・人材育成に携わる。
グロービス入社後は、法人営業部門にて、クライアントの人材育成・組織開発に関わる設計・提案活動に従事している。
講師としては、論理思考の科目を担当。
SDGパートナーズでは、企業のサステナビリティ・ビジョンや価値創造モデルの策定、アクション・プランの立案などを支援している。
(肩書きは2021年7月撮影当時のもの)
このコースを見たユーザーの学び
今まで以上に社会貢献に比重を置いて自身の業務に取り組む必要性を感じました。
行政や社会情勢から義務的にSDGsを掲げていると思っていたが、会社の成長のためにも必要な考えなのだと学べました。
自社ではパーパスを連呼しているのですが、その正体が何なのか今まで理解できていませんでした。社員、お客様、地域社会・・全ての人にとって選ばれる会社になる為だったんですね。
SDGsの取り組みが認められないと、投資家からの信任が得られなくなる、企業が資金を調達できなくなるかもしれないといったことは留意すべきポイントだと思います。実際に役員を交代された、という話も最近聞くようになりました。利益も出しつつ、SDGs、カーボンニュートラルなどへも対応していく、企業にとって、難しい状況になってきているように感じます。