概要
このコースについて
ビジネスで直面する課題の解決策を立案する上で、ある情報から仮説を立て、仮説の検証を進めながら成果につながる結論を生み出すことは、とても重要です。
しかし、漫然と情報を集め、行動するのでは、効率的にビジネスを進めることはできません。与えられた情報から様々な仮説を導き、効率よく取捨選択を行っていくことが、ビジネスの意思決定スピードの差にもつながります。
仮説思考を理解し、日頃から自分なりの仮説を持って物事を考える鍛え方を身につけていきましょう。
コース内容
- コース紹介
- 仮説とは何か
- 良い仮説とは
- 仮説を立てる その1
- 仮説を立てる その2
- 仮説を検証する
- 習慣化とリーダーの役割
こんな人におすすめ
・より効率的に判断する力を身につけたい方
・より効果的な結論を導きたい方
・提案の説得力を上げたい方
講師プロフィール
佐藤 龍太郎 グロービス経営大学院 教員
1995年大学卒業後、日商岩井株式会社(〜00年)、ブーズ・アンド・カンパニー(現PwCストラテジー)で、主に流通小売業を対象とした事業再生や企業変革等のプロジェクトに従事(00〜12年)。12年より株式会社すかいらーくに出向し、中期事業計画の立案や店舗オペレーションの最適化に向けた戦略立案・実行をリードし同社の再上場を支援。14年より株式会社JEICOを設立。組織の実行力を高めることで成果を実現する実践的なコンサルティングを展開。KIT虎ノ門大学院客員教授。
このコースを見たユーザーの学び
羽のない扇風機の特許は日本から出たもの、と聞いたことがあります。技術、発想が素晴らしくても、それを良いものだと、他を説得するための仮説力もエンジニアには必要だと思いました。受け入れる上司の度量も重要なのかもしれませんが、、、
《仮説を立てることで日々の業務を実験の場にできる》
・大きなプロジェクトでなくても改善できる点は必ずある
・そういった仮説検証のクセがいざという時の冷静な仮説立案につながると思う
▽仮説
・知識を耕しておくこと、考え抜いた状態を保つことでアイデアが生まれる
・突然の思い付きではなく日々の努力
▽検証
・仮説に対して適切な検証方法を策定すること
・検証の発想自体がなかった
・仮説を立てたら、すぐに結果と照らし合わせようとしていた
・ためせる仮説はすべて試していた
▽リーダーシップ
・メンバーに仮説を伝える
・仮説を検証するにはリーダーが必要
仮説を構築し、それを検証していくことが今までにない知見や可能性の獲得につながる。
科学哲学の手法をベースにしている考え方だか、ビジネスに応用するためにはある程度の確からしさで前に進めて仮説検証しながら、実行していくなどの走りながらの考えるというのも大切。