概要
このコースについて
本コースは日経電子版とのコラボレーションコンテンツです。日経電子版の記事をもとに、グロービス経営大学院の教員がビジネスの知識を使って解説します。
今回は、ホンダが国内で新車のネット販売を開始すると発表したニュースを、「ビジネスモデル」の概念を用いて解説しています。
日常の様々な出来事もビジネス知識を紐付けて考えてみてください。
※以下の関連コースも併せて視聴することをお薦めします。
・初級「ビジネスモデル」
金子 浩明 グロービス経営大学院 教員
名越 涼 アナウンサー
コース内容
- ホンダの新車ネット販売は普及するのか?
このコースを見たユーザーの学び
今後さらにタイヤ交換や車検までお客様がネットで検索し、サービス店やサービスマン、そして価格を比較して選択できるようになっていくのかもしれない。その場合、本当にホンダのディラーさんは何で食べていくのか、ビジネスのポジショニング再検討がとても必要だと感じました。
ホンダのディーラーは下請け的な関係性ではなく、また専売契約はやめて、複数の会社の車を取り扱うようになるかもしれない。その場合、ホンダ自身も良い商材を作らないと売ってもらえないようになり、結果として販促費がかかってしまうということも起こりうる。これまでのビジネスの構造が変わっていく過程で、メーカー、ディーラーそれぞれ自立して戦略を練って引く必要があると感じた。
「何も捨てることができない人は何も変えることができないだろう」という「進撃の巨人」のセリフを思わせる内容でした。その昔アマゾンが進出した時、既存の書店に配慮していた国内取次はネット進出に否定的でしたが今や書店は閉店が相次いでいます。今、日本ではEVが普及しているとは言えない状態ですが、テスラが進出した際、既存のディーラーに配慮する日本メーカーがディーラーと共倒れにならないよう、どこかでネット販売を本格化したほうがいいと思います。私は家電量販店と同じく、今後自動車は各メーカーの実写を比較検討できるショールームの方向へ変化していくと考えています。