概要
このコースについて
財務諸表の要の1つであるキャッシュフロー計算書は、企業の活動を営業活動、投資活動、財務活動の3つに分け、それぞれについて各期の現金の増減を整理したものです。企業の営業成績のみならず、流動性(資金繰り)と現金収支の状況を把握する力を身につけます。
☆関連情報
フレームワークでニュースを読み解く、日経電子版の記事もぜひご覧ください。
「なぜ赤字のソフトバンクGが2.5兆円の自社株買い?」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59961680U0A600C2X12000/?n_cid=DSPRM5277
コース内容
- キャッシュフロー計算書とは
- キャッシュフロー計算書のしくみ
- 営業CF
- 投資CF
- 財務CF
- 財務3表のつながり
- 実際にCF計算書をみてみましょう
こんな人におすすめ
・会社の財務諸表を読めるようになりたい方
・会計の基礎知識を身につけたい方
このコースを見たユーザーの学び
現金の流れだけに注目して考えることができる。
●キャッシュフロー計算書とは
会社の現金(キャッシュ)の流れ(フロー)を表したもの。
●キャッシュフロー計算書のしくみ
キャッシュフロー計算書は、営業CF・投資CF・財務CFの3つからなる。
●営業CF
本業でどれだけキャッシュが得られたか。
●投資CF
将来のためにどれだけ投資しているか。
成長段階にある会社など、設備投資が大きいとマイナスになる。
●財務CF
どれだけお金を借りて、返済したか。
借入すると、プラス。
借入金を返済すると、マイナス。
キャッシュの流れに注目!
●財務3表のつながり
①当期純利益<P/L>→繰越利益剰余金<B/S>
②資産<B/S>=負債<B/S>+純利益<B/S>
③現預金<B/S>=現金及び現金同等物の期末残高<CF>
キャッシュフロー単体ではなくP/L、B/Sと連携して考えることが重要だと感じた
損益計算書(会社の利益)、貸借対照表(会社のお金の使い方)、キャッシュフロー計算書(会社のお金の出入り)のそれぞれの特徴が把握できた。
会社の事業などによって、それぞれの様子が大きく異なることから、様々な会社の財務三表を見ることで、理解を深めていきたい。