概要
このコースについて
冨山和彦・経営共創基盤 共著(PHP研究所)
会社が生きるか死ぬかの修羅場で真剣勝負の経営分析を行なってきた企業再生のプロフェッショナルが、37の実践テクニックを公開した一冊。一律の指標で分析・比較するよりも、自分が関わる事業の実態を正しく理解することが重要であると説いた、経営分析の本質を捉えられる良書。
※以下の関連コースも併せて視聴することをお薦めします。
・ROA/ROE
・アカウンティング基礎(後編:財務分析編)
太田 昂志 グロービス講師
コース内容
- イントロダクション
- 書籍の魅力や解釈、ビジネスへの示唆
このコースを見たユーザーの学び
本当の経営分析とはナマの事業モデルを捕まえることからスタートする。即ち社長、役員が現場へ足を運ぶこと、企画部のメンバーがどんどん営業の最前線や工場に出張し生の声を聞くことが大事であることを学びました。
企業によって経営数字は違って当たり前。そんな当たり前のことを言っているのに本として成り立ってしまう。投資家が如何に経営数字だけで判断していることが多いか、ということを示す良い例だと思う。アメリカ基準の経営数字を目指すことの意味のなさを日本の経営者はもっと学ぶべきということを暗に言っているのだと思う。
ベンチマークをして、企業の特色を理解し経営分析をすることは、重要だが専門部署でないと意識できない部分もある。自部門の視点で考察することも大切で今後実践したい。